こんにちは、株式会社Jingasの濱名です。
「求人広告を出したいけど、いくらかかるのか分からない」 「30万円払って、1人も来なかったらどうしよう」
こんな悩み、ありませんか。
今日は、不動産会社が売買仲介の営業を採るときの「求人広告の費用」のお話をしたいです。相場の数字に加えて、そのお金で何を買っているのか、どうすればムダにならないのかまで、一緒に見ていきます。
求人広告の費用の相場は?先に結論です
求人広告の費用は、エン転職が4週間30万〜120万円(全国・関東版/税の表記なし)、dodaが25万〜150万円(税抜)、マイナビ転職が20万円(税抜)〜です。求人情報サイトで正社員を1人採った費用の平均は28.5万円で、0万円という回答も含んだ数字です(厚労省・令和3年調査)。
無料で出せる場所もあります。ただ、相場より先に、そのお金で何を買っているかを見てください。払い方によって、1人も決まらなかったときに残る費用がまったく違うからです。
この記事は次の順で進めます。
- 求人広告の料金の払い方を5つに分けて、何に払っているのかを見る
- 主な転職サイトの公式料金を、確認日つきで並べる
- 予算の下限の出し方と、1人あたりにいくらかかっているかを見る
- 広告費をムダにしないために、払う前に直すこと・確認することをまとめる
媒体の向き不向きやおすすめの順位は書きません。載せるのは、公式に確かめられた仕組みと料金です。
求人広告の料金の仕組みとは?5つの払い方
求人広告の料金は、お金が発生するきっかけで5つに分けられます。
掲載課金型とは?掲載期間を買う払い方
4週間などの掲載期間に対して、先に料金が決まる払い方です。エン転職・マイナビ転職・dodaがこの形です。
買っているのは「その期間、求人を載せておける枠」。応募や採用を買っているわけではありません。
エン転職の料金ページには「何名採用しても合計の料金は変わりません」とあります。採れなかったときの返金については、料金ページに記載がありません。気になる場合は、申し込む前に聞いておきます。
クリック課金型とは?見られた回数に払う払い方
求人がクリックされたときに料金が発生する払い方です。Indeedのスポンサー求人は、公式に「クリック課金型」と説明されています。
買っているのは「求人を開いてもらった回数」です。開いた人が応募しなくても、クリックの分はかかります。1クリックの単価は、各媒体の公式ヘルプで確認してください。
応募課金型とは?応募1件ごとに払う払い方
応募が1件入るごとに料金がかかる払い方です。応募課金の枠を設ける媒体もあります。応募が来るまで費用は出ませんが、求めている人と違う応募にも料金はかかります。
成功報酬型(採用課金型)とは?採用が決まったときに払う払い方
成功報酬型は、入社が決まったときに料金が発生する払い方です。
人材紹介もお金が出るのは入社が決まったときですが、中身は別物です。求人広告は自社の求人票で人を集め、人材紹介は紹介会社の担当者が候補者を探して推薦します。
成功報酬型でも、初期費用がかかるサービスはあるので要注意です。たとえばGreenは初期費用と成功報酬の2本立てで、入社30日以内に辞めた場合は、報告期限などの条件つきで成功報酬の50%を返金する規定があります。申し込む前に、初期費用の有無と返金の規定を聞いておきましょう。
無料掲載とは?0円で載せられる場所
ハローワーク、engage、Indeedの無料掲載は、掲載そのものにお金がかかりません。Indeedの無料掲載には、件数・期間の上限がかかる場合があります(比較の記事で詳しく書きました)。ハローワークは、求人を申し込むと無料で全国のハローワークやインターネットに公開できると、厚生労働省のページに書かれています。
0円の代わりに何が起きるのかは、後の章で私たちの数字をお見せしますね。
5つを並べると、こうなります。
| 払い方 | お金が出るきっかけ | 買っているもの | 予算の決まり方 |
|---|---|---|---|
| 掲載課金型 | 掲載期間に対して先に決まる | 載せておける枠と期間 | プランと期間で先に決まる |
| クリック課金型 | 求人がクリックされたとき | 求人を開いてもらった回数 | 自社で決めた予算の中で使う |
| 応募課金型 | 応募が入ったとき | 応募1件 | 応募の数で変わる |
| 成功報酬型(採用課金型) | 入社が決まったとき | 採用1人 | 採用の数で変わる。初期費用があるものも |
| 無料掲載 | かからない | 掲載の場所 | 0円 |
※当メディアの整理です。クリック課金型の予算はIndeedの公式ページの「予算や掲載期間を自由に設定」という説明をもとにしています。払い方ごとの長所・短所は求人媒体の比較の記事で表にしています。
世の中の求人サイトは、どの払い方が中心?
厚生労働省の委託調査(令和3年度)では、求人情報サイトなどを運営する事業者56社に、Web媒体での料金の取り方を聞いています(複数回答)。
| 料金の取り方 | 割合 |
|---|---|
| 広告掲載料として徴収 | 58.9% |
| サイトへの掲載は無料 | 23.2% |
| 応募件数に応じて徴収 | 7.1% |
| 採用件数に応じて徴収 | 7.1% |
| アクセス件数に応じて徴収 | 1.8% |
| その他 | 8.9% |
出典:厚生労働省「採用における人材サービスの利用に関するアンケート調査 報告書」(令和3年度厚生労働省委託調査・令和4年3月)図表III-19。※複数回答。回答した事業者は56社で、調査は令和3年6〜7月です。
令和3年の調査時点では、掲載料の形が中心で、無料で載せる形がそれに次いでいました。
同じ調査で、広告掲載料の形をとる事業者(回答32社)に正社員の求人1件あたりの掲載費用を聞くと、「5万円未満」が50.0%で最も高い割合でした。媒体の種類や規模を問わない数字なので、転職サイトの料金と同じには読めません。
主な求人媒体の料金はいくら?公式で確かめた一覧
売買仲介の正社員を募集するときに名前が挙がる転職サイトとIndeedを、費用を組むときに要る項目で並べます。
| 媒体 | 4週間の料金 | 6週・8週 | 税の表記 | 掲載開始 |
|---|---|---|---|---|
| エン転職(全国・関東版) | C企画30万円〜SS企画120万円 | 6週はC企画42万円〜SS企画168万円、8週はC企画47万円〜SS企画188万円 | 料金ページに表記なし | 料金ページに記載なし |
| マイナビ転職 | 20万円(税抜)〜(期間の記載なし) | 記載なし(掲載プランや期間で大きく変わると記載) | 税抜 | 毎週火曜・金曜。問い合わせから最短5営業日ほど |
| doda | Aタイプ25万円〜Eタイプ150万円 | 記載なし(掲載期間は4週間と記載) | 税抜 | 月曜・木曜の週2回 |
| Indeed(スポンサー求人) | クリックされた分を請求 | ―(予算と掲載期間は自社で設定) | ― | ― |
出典:エン転職「料金一覧」、マイナビ転職「掲載料金と特徴」、doda「求人広告 料金プラン」、Indeed「料金の仕組み」。※2026年10月14日に各社の公式ページで確認しました。料金は変わることがあるので、申し込む前に最新の料金表を見てください。料金を公式に確かめられなかった媒体は載せていません。
Indeedの請求は、クリック金額が2,000円に達したときに初回、その後は10万円に達するごとで、10万円に届かなかった分は月末締めでクリック数に応じて請求されます(Indeed公式の料金ページ)。
地方の不動産会社だと、求人広告の費用は変わる?
エン転職は、勤務地のエリアで料金の版が変わります。公式ページでは、勤務地が関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)と国外、複数エリアの場合は全国・関東版です。近畿か東海なら関西・東海版、九州とその他のエリアなら九州・その他版になります。
たとえばC企画の4週間は、全国・関東版30万円、関西・東海版28万円、九州・その他版24万円。S企画とSS企画は、どの版も同じ料金です。勤務地を決めたら、どの版の料金になるかを先に聞いておきます。
掲載料のほかに、どんな費用がかかる?
見積もりの総額は、次の要素で変わります。
- 掲載期間:エン転職は6週・8週のプランを申し込み時に選ぶ形です。延長の料金は、各社の料金ページに記載がありません
- 原稿の作成:エン転職は求人ごとに専属のディレクター・コピーライターがつき、マイナビ転職は制作スタッフが原稿を作ります。マイナビ転職の取材は、プランによって含まれます(どちらも各社の公式ページ)
- 税:税抜の表記と、表記のない媒体があります。予算は税込で組みます
- 社内の時間:応募への連絡、面接の日程調整、スカウトを送る相手選び。見積もりには出てこない費用です
求人広告の予算と、1人あたりの費用はいくら?
求人広告の予算は、いくら用意すればいい?
予算の下限は、公式の料金から次の3つの手順で出してみてください。
- 出したい媒体の、いちばん小さいプランの料金を見る(エン転職は全国・関東版のC企画4週間30万円、dodaはAタイプ4週間25万円・税抜、マイナビ転職は20万円・税抜〜。マイナビ転職は期間の記載が無いので、何週間の料金かを聞く)
- 税抜の表記なら税を足し、表記のない媒体は税込か税抜かを営業担当に聞く
- 4週間より長く載せるかを決める。長く載せるなら、6週・8週のプランか延長の可否と料金を見積もりで聞く
これで「最小の1回分と、長く載せるならいくらか」の額が出ます。決まらなかったときに、どこで止めるかも一緒に決めておくと、迷わずに済みます。
公的な調査で見る、採用の手段ごとの1人あたりの採用コスト
厚生労働省の委託調査では、求人企業(有効回答1,142社)に、採用の手段ごとの1件あたりの採用コストを聞きました。正社員の平均はこうです。
| 採用の手段(報告書の区分名) | 1件あたり平均採用コスト(正社員) | 回答数 |
|---|---|---|
| スカウトサービス | 91.4万円 | 51社 |
| 民間職業紹介事業者(紹介会社) | 85.1万円 | 175社 |
| インターネットの求人情報サイト | 28.5万円 | 254社 |
| 求人情報誌・チラシ | 11.3万円 | 113社 |
| 新聞広告・屋外広告 | 7.1万円 | 18社 |
| インターネットの求人情報まとめサイト(求人情報サイトを一括して検索できるサイト) | 6.4万円 | 39社 |
| 知り合い・社員等からの紹介(縁故) | 4.4万円 | 99社 |
| 自社HP等からの直接応募 | 2.8万円 | 150社 |
| SNS | 0.9万円 | 15社 |
出典:厚生労働省「採用における人材サービスの利用に関するアンケート調査 報告書」(令和3年度厚生労働省委託調査)図表IV-14。※主な項目を抜粋。SNS(回答15社)と新聞広告・屋外広告(回答18社)は回答数が少ないので、平均の読み方に注意してください。
※業種・職種を問わない平均で、調査は令和3年6月です。区分名は報告書のとおりです。
インターネットの求人情報サイトは回答254社のうち19.7%、まとめサイトは39社のうち59.0%が「0万円」と答えています。28.5万円は、無料の利用も含んだ平均として読んでください。業種も職種も混ざった令和3年の数字なので、売買仲介の営業で同じ額になるとは言えません。
不動産会社が売買仲介を人材紹介で採ると、いくら?
人材紹介の場合は、私たちが見てきた売買仲介の会社の実額で、1人あたり約150万円でした。不動産特化の紹介会社が公開している料金では、手数料は理論年収の30〜35%です。
紹介と自社の採用の実額の比べ方は不動産営業の採用は1人いくらかかるのかに、紹介の手数料の仕組みは人材紹介の手数料相場の記事にまとめました。
求人広告の費用対効果は、どう計算する?
掲載課金型なら、計算は2つで足ります。
- 1応募あたりの費用 = 掲載料 ÷ 応募数
- 1採用あたりの費用 = 掲載料 ÷ 採用数
計算の例です(数字は仮のものです)。4週間30万円の掲載で応募が5件なら、1応募あたり6万円。そこから1人決まれば、1採用あたり30万円です。
同じ30万円でも、応募が0件なら計算すらできません。だから、掲載料の安さを比べる前に、応募が来る求人票になっているかを見てほしいんです。
無料の求人広告で、不動産営業は採れる?
0円で載せられるなら、まずは無料で、と考えますよね。
私たちが運用している不動産営業の求人では、engageの無料掲載で、2026年1〜6月の求人1本あたりの閲覧が20〜50、応募はほぼゼロでした。
置いて待つ無料枠は、スカウトで声をかけた人が見に来る着地先として持つものです。
求人広告の費用をムダにしないには?払う前に直す求人票
ここが今日一番お伝えしたいところです。
私たちが運用している不動産営業の求人では、媒体を替えずに求人票を直して、0件だった応募が10件ほどになることも珍しくありません。直したのは、決まって2か所。業務内容のタイトル部分と、入社後に活躍するイメージがつくかどうかです。
広告費は、求人票を見てもらうための費用です。見てもらった先の求人票が弱ければ、払ったお金はそのまま消えてしまいます、、。
婚活パーティーで言えば、参加費を払って会場に入っても、話しかけた相手に自分のことを何も伝えられなければ、次のデートにはつながりませんよね。お金で買えるのは「会う機会」までです。
求人のタイトルは、一覧で開かれる書き方になっている?
一覧でまず目に入るのはタイトルです。「営業職」で止めず、仕事のやり方まで書きます(売買仲介の求人タイトルの記事)。
本文は、入社後の自分が浮かぶ書き方になっている?
条件を並べた求人票では、そこで働く自分を想像できません。入社後に何をいつ任せるかを書きます(書き方の例は求人票のビフォーアフターの記事)。
給与の下限は、どう見せる?
給与の書き方でも見られ方は変わります。厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」の住宅・不動産営業の求人賃金は、全国平均で月29.5万円(令和6年度)。下限をこの水準と比べる考え方と歩合の見せ方は、不動産営業の年収・歩合の見せ方に書きました。
求人票全体の弱い所を先に知りたい方は、求人票セルフ添削チェッカーで12項目を確かめられます。登録は要りません。書き方の全体像は応募が来る求人票の作り方にあります。
求人広告を申し込む前に、何を確認すればいい?
見積もりの頼み方は?Before/Afterと、そのまま使える例文
見積もりの頼み方で、比べやすさが変わります。
- Before(NG):求人広告を出したいので、料金を教えてください
- After(OK):下の8項目をまとめて聞く
Beforeの聞き方だと、媒体ごとに違う前提の見積もりが返ってきて、横に並べられません。次の項目をメールにそのまま貼って使ってください。
- 件名:求人広告の掲載料金のお見積もりのお願い(売買仲介営業・正社員)
- 1.募集する職種:反響の売買仲介営業(正社員)1名。勤務地は◯◯です
- 2.ご提案いただくプランの掲載期間と料金(税込・税抜の別)
- 3.勤務地によって料金の版が変わるかどうか
- 4.原稿の作成・取材・写真撮影は料金に含まれるか。掲載中に原稿を直せるか、その費用はかかるか
- 5.スカウト機能の有無と、1日または期間中に送れる通数(エン転職のデイリースカウトはB企画以上で、C企画には付きません)
- 6.掲載開始日の曜日と、申し込みから掲載までの日数
- 7.期間の延長の可否と料金。申し出がなくても掲載や契約が続く仕組みがあるか。解約の方法
- 8.同じ職種・エリアの掲載で、応募数の見込みを示せるか
8つ目について、マイナビ転職は公式のFAQで、見込み数を他社実績や求人倍率をもとに案内するとしています。
「無料で求人を掲載しませんか」という電話は?
都道府県労働局・ハローワークは、求人掲載時の営業電話のトラブルについて、注意を呼びかけるリーフレットを出しました。電話で無料の掲載をすすめられて契約したところ、無料期間が過ぎて有料の掲載に移り、多額の広告料金を請求された事案です。
実際の相談では、申請書の下に「○○日経過後は有料掲載へ移行する」と小さく書かれていたのに、電話では有料の話が無く、気づかなかったケースが載っていました。リーフレットは、事前に広告料金・掲載期間・無料期間が終わった後の料金・解約方法などを確かめてから契約するよう呼びかけています。
同じリーフレットには、広告料金を請求すること自体は違法ではない、という一文もあります。だから、確かめるのは契約の前。上の確認項目の7つ目は、このためにも入れました。
厚生労働省「ハローワークの求人者サービスのご案内」にも、ハローワークインターネットサービスを介した情報提供のみで事業者から料金を請求されることはない、と書かれています。ただし、有料の職業紹介事業者等から連絡があり、あらためて契約を結んだ場合は料金が発生することがある、とも注意しています。
ハローワークの求人票上には、「求人掲載の営業はお断り」などと書くこともできます(技術的に営業を止められるわけではない、という注記つきです)。出典:都道府県労働局・ハローワーク「求人掲載時の営業電話のトラブルにご注意ください」。
広告費を払ったあと、どこで差がつく?
ここまで広告費の話をしてきました。でも、ぶっちゃけ、お金を払ったあとのほうが大事です。
求人広告で採るのは安い?お金を手数と時間に置き換えているだけ
求人広告で採ると紹介の約150万円より安く見えますが、それは安いのではなく、お金を「手数と時間」に置き換えているだけです。誰が応募に返し、どれくらいの期間打ち続けるかを先に決めておきます(比べ方は採用単価の記事)。
応募が来たら、何日で返す?
広告費で集めた応募も、返事が遅ければ消えます。応募への連絡は、反響のお客様への連絡と同じ速さで。
応募が来たあとの24時間の動き方は応募が来たあとの24時間が勝負ですに、書類・面接・内定の結果を返す基準は不動産営業の選考スピードの記事に書きました。
求人広告の費用でやりがちなNG例3つ
NG①:無料期間のあとの移行と延長を確かめずに申し込む
「無料で載せます」という電話の申し込みは、無料期間が終わったあとにどうなるかを聞いてから。リーフレットにあるとおり、申請書の小さな一文で有料に移る事案があります。
NG②:無料掲載に置いたまま、こちらから何もしない
私たちの運用では、置いて待つ無料の場所に応募は来ませんでした。スカウトなどで声をかけて、見に来てもらう場所として使います。スカウトの量と期間の目安は不動産営業のスカウトの記事にあります。
NG③:掲載料を比べて、社内の時間を予算に入れない
見積もりに出てこない「誰が応募に返すか」「誰が面接するか」を決めないまま申し込むと、集まった応募を活かせません。広告費と同じ紙に、担当者の名前を書いておきます。
チェックリスト:求人広告にお金を払う前に
- 申し込むプランが、掲載期間・クリック・応募・採用のどれに払う形かを分かっている
- 最小プラン+税で予算の下限を出し、長く載せるなら6週・8週か延長の料金も聞いた
- 見積もりは税込で比べている
- 延長の可否と料金、申し出なしで続く仕組みの有無、解約の方法を、契約の前に確かめた
- 求人のタイトルが「営業職」で止まらず、仕事のやり方まで書いてある
- 本文に、入社後に何をいつ任せるかが書いてある
- 応募に返す人と、面接をする人が決まっている
- 掲載後に、1応募あたり・1採用あたりの費用を計算する
上の4つはお金の確認、下の4つは求人票と社内の確認です。片方が欠けると、広告費は回収しにくくなります。
よくある質問
Q. 求人広告の費用の相場は、いくらですか? A. エン転職は4週間30万〜120万円(全国・関東版/税の表記なし)、dodaは4週間25万〜150万円(税抜)、マイナビ転職は20万円(税抜)〜で期間の記載はありません(2026年10月14日確認)。ハローワークやengage、Indeedの無料掲載のように、0円で出せる場所もあります。
Q. 求人広告の予算は、いくら用意すればいいですか? A. 出したい媒体のいちばん小さいプランの料金に税を足した額が、下限の目安です。4週間より長く載せる場合の考え方は、本文の「予算」の節にまとめました。
Q. 求人広告で1人採用すると、いくらかかりますか? A. 厚生労働省の委託調査(令和3年度)では、インターネットの求人情報サイトを使った正社員の採用1件あたりの平均は28.5万円でした。回答254社のうち19.7%が0万円と答えていて、無料の利用も含んだ平均です。業種・職種を問わない数字なので、売買仲介の営業で同じ額になるとは限りません。掲載後に、掲載料÷採用数で自社の数字を出してください。
Q. Indeedに求人を出す費用は、いくらですか? A. Indeedは無料で掲載でき(件数・期間の上限がかかる場合があります)、スポンサー求人を使ったときに、クリックされた分の料金がかかります。請求は2,000円で初回、その後は10万円ごとで、届かない分は月末締めです。
Q. 求人広告の費用は、どの勘定科目で処理しますか? A. 勘定科目は会社の会計の方針によって決まるので、顧問の税理士に確認してください。掲載期間が決算期をまたぐ場合の扱いも、あわせて聞いておくと安心です。
Q. 求人広告と人材紹介は、どちらが安いですか? A. 売買仲介を人材紹介で採ると、私たちが見てきた実額で1人約150万円です。求人広告は社内の手数と時間で払う形なので、採用単価の記事で両方を並べてから決めてください。
濱名勇輝/元・不動産特化の人材紹介エージェント(株式会社Jingas COO)。エージェントとして上位の成績を残し、メンバーのマネジメントや教育制度の構築も担当。採用の現場を「送り出す側」と「育てる側」の両方から見てきました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
求人広告の見積もりを前にすると、30万円が高いのか安いのか、判断がつかないですよね、、。でも、見るべきなのは金額そのものより、そのお金で何を買っていて、払ったあとに誰が動くかです。
広告を出す前に求人票を一緒に見直したい、応募が来たあとの対応まで手が回らない。そんなときは、私たちに相談してください。無料相談では、今の求人票のどこで応募が止まっているかを一緒に見るところから始めます。