スカウト
スカウトは「送れば来る」ものではありません。何通で1人に会えるのか、どこを書き分けると返信が変わるのか。
不動産のスカウトは「数千通で1人」。何通送れば採れるかと、止まらず続けるための後工程
不動産のスカウトは、数千通送って決まるのが1人という母数の勝負です。公開されている返信率で必要な通数を計算し、週50通では足りない理由、効果が見えない期間の越え方、返信が来たあとに落ちる3か所と日程返信の例文まで、私たちが運用している不動産営業のスカウトの実数をもとに書きました。
宅建士の採用は、宅建業で働く36.5万人の取り合いになりやすい。有資格者は3つの層に分けて探してください
宅建士の登録者は約124万人いますが、宅建士証を持って宅建業で働いている人は約36.5万人です。13万を超える宅建業者が事務所ごとに専任の宅建士を置くので、求人票に「宅建士必須」と書いた会社は、主に同じ36.5万人に声をかけることになります。不動産適正取引推進機構の統計と宅建業法の条文から、有資格者を3つの層に分け、層ごとに求人票とスカウトで何を書けばいいかをまとめました。
施工管理のスカウトを「建築のみ」「土木のみ」で切る前に。法律が引いている線は、もっと細かくて、しかも重なっています
スカウト画面で工種に「建築」とだけ入れると、土木で現場を回してきた人は全員見えなくなります。ところが建設業法の条文を開くと、1級の建築と土木の資格は、とび・土工、鋼構造物、塗装などの業種でそのまま重なっています。工種の条件は、法律が引いている線と、自社の好みを分けてから置いてください。
「1級施工管理技士」でスカウトを絞ると、送る相手がほとんど残りません。技士補という段を使ってください
スカウト画面の資格欄で「1級施工管理技士」にチェックを入れた瞬間に、送れる相手は二桁まで落ちます。しかもその人たちは、同じ画面を見ている他社からも全員スカウトを受け取っています。一方で、2021年度に新設された「1級技士補」は、5年分たまっているのに採用側の検索条件にほとんど入っていません。この層が会社にとって何の役に立つのかを知っておくと、条件も応募資格欄も書き換えられます。
スカウトは「誰に送るか」で決まります。売買仲介で条件を足しすぎた会社が、途中で止まる理由
スカウトが返ってこないと、まず文面を直したくなります。でも実際に効いているのは、その手前の「誰に送るか」です。落とす条件を足すほど母数は掛け算で減っていくので、絞り込みは最小限にして、残りは面談で聞く。自社で毎日スカウトを回している立場から、送る相手の決め方を正直に書きます。
施工管理のスカウトメール例文|返信が来る一通は、1行目で相手の経歴に触れています【元エージェントの実感】
施工管理のスカウトメールは、1行目で相手の経歴に触れ、なぜあなたかを伝え、条件を先に短く出す。この型を、1級の経験者・2級から1級を目指す人・未経験の3パターンの例文、件名のBefore/After、再送の文面、職業安定法などの法令で書いてはいけない表示、送る前のチェックリストまで、コピペできる形でお話しします。
スカウトの返信率を上げる「1行目」の書き方
スカウトの返信率は、開封率と開封後の返信率に分けると直す場所が見えます。日経転職版の公開データ(返信率1.1%・営業経験者0.7%)と私たちの運用の数字を並べ、件名と1行目の型、売買仲介のBefore/Afterと例文、返信が来たあとの対応まで、元エージェントの立場からまとめました。
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