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給料が上がらないのはなぜ?40代で転職した方がいい人の見分け方と年齢別データ

# 給料が上がらない# 転職# 40代
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給料が上がらないのはなぜ?40代で転職した方がいい人の見分け方と年齢別データ
まずは10秒で理解!ひとことポイント

給料が上がらないのは、頑張りが足りないからとは限りません。厚生労働省の調査では、2025年の賃上げは100人以上の企業の1人平均で月1万3,601円ですが、5,000人以上の企業と100〜299人の企業では月6,500円ほどの差があります。今の会社でこれから上がり幅がないなら、35〜54歳のうちに給料の決まり方が違う会社へ動いた方がいいです。

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毎年きちんと働いているのに、給料明細の数字がほとんど変わらない。ニュースでは「過去最高の賃上げ」と聞くのに、自分の会社の話とは思えない。40代に入り、子どもの教育費や老後のことを考えると、この先も上がらないままなのかと不安になる。

頑張りはいつか見てもらえると思って、何年も待った。それでも変わらないなら、腹が立って当然です。

この記事は、35〜54歳で給料が上がらないと感じている人に向けて書いています。国の調査の年齢別データと、採用の現場で見てきた実例から、上がらない理由と、残るか動くかの見分け方を順に答えます。業界別の平均年収、副業の始め方、資格の選び方、手取りの計算、市場価値の診断ツール、社内異動は、この記事では扱いません。

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給料が上がらないのはなぜ?自分のせい?

原因は、あなた一人にあるわけではありません。企業が賃上げ額を決めるとき最も重視したのは業績で、個人の頑張りでは決まらない部分があります。今の会社でこれから上がり幅がないなら、動いた方がいいです。

成果やスキルが足りないから上がらない?

給料が上がらない原因として、「成果を出していない」「スキルが足りない」と言われることがあります。ただ、成果を出しても給料に反映される幅は、会社の仕組みで決まっています。年齢や等級ごとに給料の幅が決まっている会社では、上の等級に上がらない限り、大きくは変わりません。

会社の業績が悪いと、給料は上がらない?

業績の影響は大きいです。厚生労働省の「令和7年 賃金引上げ等の実態に関する調査」で、企業が賃上げの額を決めるときに最も重視した要素を見ると、「企業の業績」が41.7%で一番多く、前年の35.2%から増えました。次が「労働力の確保・定着」17.0%です。

評価制度を知らないと損をする?

損をすることはあります。何ができれば次の等級に上がるのかを知らないままだと、頑張る方向がずれてしまうからです。評価の基準と上の等級の給料は、就業規則や給与規程を読むか、上司に聞けば分かります。

賃上げが報じられているのに、自分の給料が上がらないのは?

ニュースの数字は平均です。会社の規模によって、届く額に差があります。

2025年の賃上げは、1人いくらだった?

同じ調査で、2025年に「1人平均賃金を引き上げた・引き上げる」企業は91.5%でした。1人平均の引上げ額は月1万3,601円、引上げ率は4.4%です。前年は月1万1,961円・4.1%で、額も率も前年を上回りました。

会社の規模で、どのくらい違う?

企業の規模別に並べると、次のとおりです。

企業の規模1人平均の引上げ額(月)引上げ率定期昇給の制度がある企業
5,000人以上16,784円5.1%88.7%
1,000〜4,999人15,859円5.0%92.0%
300〜999人12,308円4.0%85.4%
100〜299人10,264円3.6%78.7%
全体13,601円4.4%81.2%

出典:厚生労働省「令和7年 賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」第2表・第3表。対象は常用労働者100人以上の民間企業で、99人以下の企業は含まれていません。

5,000人以上と100〜299人では、月6,520円の差があります。1年の12か月分にすると約7.8万円で、賞与は入っていません。100人未満の会社はこの調査に入っていないため、ニュースの「過去最高」がそのまま自分の会社に当てはまるとは限りません。

労働組合の有無でも違う?

違いがあります。1人平均の引上げ額は、労働組合がある企業で月1万5,229円、ない企業で月1万1,980円でした。今の会社にどちらが当てはまるかも、上がり幅を考える材料になります。

給料の決まり方には、どんな種類がある?

給料の上がり方は、会社がどの仕組みで給料を決めているかで変わります。同じ調査では、定期昇給の制度がある企業が81.2%で、その中身は「その他(業績評価など)」が72.4%、勤続などで決まった額が上がる形が27.5%でした(複数回答)。

自分の会社の仕組みは、どれに当たる?

代表的な決まり方を4つに分けて、上がるきっかけと、確かめることを並べました。

給料の決まり方上がるきっかけ頭打ちになりやすいところ入社前・今の会社で確かめること
勤続年数で上がる1年ごとの昇給上がる額が小さく、上限がある1年でいくら上がるか、何歳で止まるか
等級(役職)で決まる上の等級への昇格上の席が空かないと上がらない上の等級の給料と、昇格の基準
業績評価で決まる評価の結果会社の業績が悪いと原資が増えない評価の基準と、評価ごとの上がり幅
固定給+成果に応じたインセンティブ自分の成果成果が出るまで時間がかかる固定の分の金額、成果の分の計算方法、雇用か業務委託か

※定期昇給の割合は厚生労働省「令和7年 賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」第3表。4つの分け方と確かめることは、編集部が整理したものです。

成果が給料に反映される会社とは?

表の一番下の、固定給に成果に応じたインセンティブがつく仕事です。年齢や勤続年数より、入社してからの結果で給料が決まります。仕組みの詳しい違いは歩合制とは?固定給との違いで解説しています。

歩合で給料がゼロになることはない?

雇用されて働く場合、労働基準法第27条で、出来高払制でも「労働時間に応じ一定額の賃金の保障」をしなければならないと決められています。ただし業務委託の契約には原則として当てはまりません。求人を見るときは、雇用か業務委託かを必ず確かめましょう。

前職から移って、年収を上げた人はいる?

います。採用の現場で見てきた、35〜54歳で転職した4人の例です。

36歳・教員から

年収520万円 → 3年目に800万円。

38歳・市役所職員から

年収500万円 → 3年目に750万円。

47歳・工場班長から

年収500万円 → 2年目に600万円。

48歳・百貨店販売から

年収450万円 → 3年目に620万円。

※採用の現場で見てきた例です。年収は目安で、転職後の年数は人によって違います。個人の実績であり、全員が同じようになるわけではありません。

4人とも、前職より2〜3年目の年収が上がりました。

公務員や教員から移った人は、何が不満だった?

教員・公務員・自衛隊から移った人は、「安定してもらえる(=頑張っても変わらない)」ことが不満な人がほとんどでした。上の4人のうち、教員と市役所職員の2人がこの前職です。

40代後半からでも、上げられる?

上の例のように、47歳・48歳で前職から移り、2〜3年目に年収が上がった人もいます。上がった額は人によって違い、47歳の方は100万円、48歳の方は170万円でした。

経歴に自信がなくても、移れる?

経歴ひとつで決まるわけではありません。選考で一番差がつくのは、経歴や資格より、なぜ移りたいのかという転職理由だと採用の現場では見ています。面談で見ているのは、話し方、志向性、過去の経験です。

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今の会社にいると、給料は何歳まで上がる?

国の調査を年齢別に見ると、男性は50代後半まで上がり、女性は40代後半で平らになります。

年齢別の月の所定内給与。男性は35〜39歳35.2万円から55〜59歳44.4万円まで上がり、60〜64歳で34.5万円に下がる。女性は35〜59歳は28.4万〜29.8万円でほぼ横ばい、60〜64歳で26.0万円
出典:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査の概況」第2表(一般労働者の所定内給与額・月額)

男性は何歳がピーク?

男性の月の所定内給与は、55〜59歳の44.4万円が最も高く、60〜64歳で34.5万円に下がります。35〜39歳の35.2万円からは、月9.2万円の差です。所定内給与とは、残業代と賞与を含まない、毎月決まって支払われる給料を指します。

賞与も含めた1年の平均給与で見ても同じ形です。国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」第10表では、男性は35〜39歳の573.8万円から55〜59歳の734.6万円まで上がり、女性は35〜59歳の各年齢で351万〜369万円と年齢差が小さくなっています。

女性は、年齢を重ねても上がらない?

女性は45〜49歳の29.8万円が最も高く、35〜39歳の28.4万円との差は月1.4万円です。調査の概況でも、女性は男性に比べて賃金の上がり方が緩やかだと書かれています。給料を理由に辞めた女性の割合は、次の章の表で見られます。

このグラフは、自分の給料の将来と同じ?

同じではありません。年齢ごとに別の人の給料を並べた平均で、同じ人の給料がこう上がるという意味ではありません。自分の場合は、今の会社の先輩や上司の給料を、後で出てくる5つの質問で確かめるのが一番の近道です。

役職定年がある会社では、50代で下がる?

役職定年制について、人事院の「令和5年 民間企業の勤務条件制度等調査」を見ると、事務・技術関係職種の従業員がいる企業のうち、役職定年制がある企業は16.7%でした。役職定年の年齢は、部長級・課長級とも「55歳」が最も多い結果です。役職を降りた後に給料が何割下がるかはこの資料に無いため、自分の会社の規程で確かめてください。

給料が上がらない人は、実際に転職している?

しています。男性では35〜54歳のどの年齢でも、給料が辞めた理由の2位以内に入っています。

給料を理由に辞めた人は、年齢別に何%?

厚生労働省の「令和6年 雇用動向調査」で、転職した人が前の会社を辞めた理由のうち「給料等収入が少なかった」の割合と、具体的な理由の中での順位を男女別に並べました。

年齢男性男性の順位女性女性の順位
35〜39歳11.8%2位7.7%5位
40〜44歳10.5%2位15.1%1位
45〜49歳14.3%1位12.5%3位
50〜54歳9.5%1位5.5%5位

出典:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」表5 転職入職者が前職を辞めた理由別割合。順位は「その他の個人的理由」「その他(出向等)」を除いた11項目の中で編集部が数えたものです。

男性は何歳で給料が1位になる?

男性は45〜49歳と50〜54歳で、給料が具体的な理由の1位です。35〜39歳では労働時間・休日などの条件が1位で、給料は2位でした。辞める理由の書き方は転職理由「キャリアアップ」の伝え方を参考にしてください。

今の会社でこの先上がるか、どう見分ける?

見るのは、今の年収の高さより、この先の伸びしろです。下の5つの質問で、今の会社でこの先いくらになるかを数字にしてみましょう。

上がり幅を確かめる5つの質問は?

次の5つを、紙に書き出して答えてみてください。

  1. 今の会社で、5年後・10年後の自分の役職にいる人の年収はいくらか
  2. 上の等級に上がるための基準は何で、自分はあと何年で届きそうか
  3. 会社の業績はここ数年、上がっているか、下がっているか
  4. 役職定年や、50代以降に給料が下がる規程はあるか
  5. 5年後に今の会社でもらえそうな年収と、5年後にほしい年収の差はいくらか

1と2が「分からない」「届かない」、5の差が大きいなら、今の会社では上がり幅が小さいサインです。

昇格・昇進・昇給は、どう違う?

昇格は等級が上がること、昇進は役職が上がること、昇給は給料が上がること全般を指します。どれを狙うかで、上司に聞く中身が変わります。等級で給料が決まる会社なら、聞くべきは昇格の基準です。

上司に聞くときは、何を聞けばいい?

「何ができれば、次の等級に上がれますか」と具体的に聞きましょう。「給料を上げてほしい」と伝えるより、基準と時期が分かります。答えが曖昧なら、それも判断の材料になります。

残るなら、会社と何をしておく?

残ると決めるなら、不満を会社に伝えて話し合ってから決めましょう。辞めたいと言っていたのに残った人に多いのは、会社としっかり話していることです。話す前に、5つの質問の1と2を確かめておくと、具体的に聞けます。

辞めると言ってから「給料を上げるよ」と言う会社に、残る?

昇給の話が何年も出なかったのに、辞めると伝えた途端に条件が出てくる。そんな会社のやり方を、採用の現場に立つ監修者は、舐められていると見ます。

残るかどうかは、感情で決めなくて構いません。軸は2つです。残って本当に良くなるか。3年後にまた辞めたくなっていないか。

上がる額と時期、辞めたかった理由まで変わるのか、その場で具体的に聞きましょう。断り方は退職の伝え方にまとめています。

給料が上がらないなら、転職した方がいい?

5つの質問で伸びしろが小さいと分かったなら、転職を考える時期です。ただ、転職すれば必ず上がるわけではないので、年齢別の数字を知っておきましょう。

転職すると、給料は上がる?

厚生労働省の「令和6年 雇用動向調査」で、転職して前の会社より賃金が増えた人は、35〜39歳で45.5%、45〜49歳で46.4%、50〜54歳で39.0%でした。減った人は、それぞれ24.3%、23.8%、28.2%です。50代前半までは、増えた人の方が多くなっています。年代別の詳しい数字は40歳の転職と50代の転職と年収で見られます。

転職先の給料は、前の給料で決まる?

前の給料ひとつで決まるわけではありません。厚生労働省の「令和2年 転職者実態調査」で、会社が転職者の給料などを決めるときに考えた要素(複数回答)は、「これまでの経験・能力・知識」74.7%、「年齢」45.2%、「免許・資格」37.3%、「前職の賃金」25.3%でした。最も重視した要素に絞ると、前職の賃金は6.8%です。

40代で給料が上がらないときは?

40代前半(40〜44歳)の数字を1か所にまとめます。

  • 賃金構造基本統計調査の月の所定内給与は、男性で40〜44歳の38万5,500円から55〜59歳の44万4,100円まで、年齢別の平均で約5.9万円高くなっています
  • 雇用動向調査(令和6年)では、40〜44歳で転職して賃金が増えた人が45.9%、減った人が29.0%でした
  • 同じ調査で、給料を理由に辞めた人は男性10.5%(具体的な理由の2位)、女性15.1%(1位)でした
  • 転職者実態調査(令和2年)では、40〜44歳で転職して賃金が増えた人が41.7%、減った人が37.4%で、3割以上増えた人は10.6%でした

2つの調査は時期も対象も違うため、数字はそれぞれの調査の中で比べてください。40代の年収の見方は40代で年収400万は低い?でも扱っています。

残った方がいいのは、どんな人?

年収はもう十分で、移りたい理由がはっきりしない人です。今の会社で上がる額と時期が具体的に示された人も、残る選択肢があります。

転職で給料を上げるとき、気をつけることは?

上げるための転職でも、1年目の年収と会社の選び方には気をつけましょう。

1年目の年収は下がる?

35歳前後で転職した人の場合、固定給が決まっている形で移ると、1年目は下がることが多いです。固定給のまま上がるのは、同じ職種へ移るときです。インセンティブで上がる人は多くいます。未経験で営業に移ると下がることもありますが、初年度しっかりやれば前の年収を超えられる会社も多いです。

子育て中で、残業が難しいときは?

面接では「残業は平気か」と聞かれることがあります。調整ができるなら、そう伝えましょう。本当に難しい人は、やめておいた方が良い場合もあります。

何年で比べればいい?

1〜2年ではなく、5年で比べましょう。上の4人も上がったのは2〜3年目です。5年くらいの給料の合計で比べると、動いた方が格段に上がるケースは十分にあります。きつさとの向き合い方は稼げる仕事はきつい?で書いています。

次も給料が上がらない会社を選ばないためには?

給料の金額ひとつで選ばないことです。条件ひとつで選ぶと、合わない会社を繰り返し選んでしまい、同じ理由でまた辞めることになるケースも多いです。「給料の決まり方」の表の「確かめること」を面接で聞き、給料がどう上がっていく会社なのかを確かめましょう。

面接で「給料を上げたい」と言っていい?

言って大丈夫です。選考に通った人は「稼ぎたい」「家族のために選択肢を増やしたい」と本音で話していました。落ちるのは「楽をして給料を上げたい」と伝わるときです。

年収の話も、普通に伝えて大丈夫です。答え方は35歳以上の面接で詳しく扱っています。

まとめ

賃上げの額は、会社の業績や規模で差がつきます。5つの質問で5年後の伸びしろが見えなかったなら、それが動く合図です。

年齢を重ねるごとに、動くのは難しくなります。採用の現場では、動かなかった人から「あの時やっていれば、これくらいの年収になっていたのかもしれない」という言葉を聞いてきました。数年後に後悔しないために、今の会社にいながら、自分に選択肢があるかを確かめておきましょう。

稼ぐ仕事は、楽ではありません。成果が出るまでに時間もかかります。ただ、夜中まで働く前提の仕事ばかりではない、と監修者は考えています。

選考で差がつくのは、経歴より転職理由です。面談で見ているのも、話し方、志向性、過去の経験の3つ。あなたに合った仕事なら大丈夫です。まずは5つの質問に答えて、その結果を話しに来てください。

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よくある質問

給料が上がらないのは自分のせいですか?

そうとは限りません。厚生労働省「令和7年 賃金引上げ等の実態に関する調査」では、賃上げの額を決めるときに企業が最も重視したのは「企業の業績」(41.7%)でした。個人の頑張りとは別に、会社の業績や規模、給料の決まり方で上がり幅が決まる部分があります。

給料が上がらないなら転職した方がいいですか?

5年後・10年後の役職にいる人の年収を見ても今と変わらないなら、転職を考える時期です。すでに十分な年収がある人は、移らない方がいい場合もあります。厚生労働省「令和6年 雇用動向調査」では、40〜44歳で転職した人の45.9%が前の会社より賃金が増え、29.0%が減っています。

給料は何歳まで上がりますか?

厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査」の月の所定内給与(残業代と賞与を除く)を年齢ごとに見ると、男性は55〜59歳の44.4万円、女性は45〜49歳の29.8万円が最も高くなっています。年齢ごとに別の人を並べた平均なので、自分の会社の給料表で確かめることが大切です。

賃上げのニュースが多いのに、自分の給料が上がらないのはなぜですか?

賃上げの数字は平均で、会社の規模による差があります。2025年の1人平均の引上げ額は、5,000人以上の企業で月1万6,784円、100〜299人の企業で月1万264円でした。調査の対象は100人以上の企業で、それより小さい会社は含まれていません。

転職先の給料は、前の会社の給料で決まりますか?

前の給料ひとつで決まるわけではありません。厚生労働省「令和2年 転職者実態調査」では、転職者の給料などを決めるときに考えた要素(複数回答)は「これまでの経験・能力・知識」が74.7%で最も多く、「前職の賃金」は25.3%でした。

面接で「給料を上げたいから転職したい」と言ってもいいですか?

言って大丈夫です。採用の現場では、「稼ぎたい」「家族のために選択肢を増やしたい」と本音で話して選考に通った人がいます。落ちやすいのは「楽をして給料を上げたい」という伝わり方です。

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この記事の監修
渡辺 正悟(株式会社Jingas 代表)
人材紹介の仕事に約5年携わり、人材紹介会社で事業部の責任者も務める。これまで数千人以上の求職者と面談。営業職への転職支援を得意とする。印象に残っているのは、営業未経験だった40代の方が転職し、3年目以降に年収2000万円を超えたこと(個人の実績で、全員が同じようになるわけではありません)。「年齢に関係なく、キャリアは変えることができる。」
プロフィール ›

執筆:35歳からの稼げる転職 編集部。採用の現場で見てきた実例と、公的な統計をもとに書いています。