50代の転職の志望動機は?営業職の穴埋め例文と、落ちる言い方の直し方
営業職に応募する50代の志望動機は、「この仕事を選ぶ理由」「活かす経験の場面」「入社後の最初の動き」の3つを、3文で作ります。転職理由とは問いが違うため分けて用意し、経験は誰に何をしたかが分かる場面で書きます。資格なしで営業に移り、入社後に宅建を取った50代が2人おり、その実例も載せました。
志望動機の欄で手が止まった。何年も働いてきた経験を、どの言葉にすればいいのか分からない。
51歳で製造ラインから営業に移り、資格なしで入社して、年収が420万円から2年目に620万円になった人がいます(個人の実績で、全員が同じになるわけではありません)。この人が、下の穴埋めの型を使ったわけではありません。
この記事は、営業職に応募する50代の人向けに、志望動機の作り方と穴埋め例文6型、書類と面接での答え方をまとめたものです。例文は編集部で作った穴埋めで、実在の人の面接のやり取りではありません。事務・技術・管理職などの人は、型2に自分の職種を入れて試せます(職種別の検証はしていません)。履歴書の欄ごとの書き方の決まりは、確かな材料がないため扱いません。
50代の転職の志望動機には、何を入れればいい?
この記事では、志望動機に入れる中身を「この仕事を選ぶ理由」「活かす経験の場面」「入社後の最初の動き」の3つに整理しました。経験は、誰に何をしたかが分かる場面で書きます。
この3つを3文にまとめた穴埋めの型が6つあります。型を選んで【 】を自分の経験に入れ替えると、面接で話す下書きになります。
志望動機と転職理由は、どう違う?
転職理由は「なぜ今の仕事を離れるのか」、志望動機は「なぜこの仕事、この会社なのか」への答えです。聞かれ方が違うので、分けて用意します。
| 転職理由 | 志望動機 | |
|---|---|---|
| 答える問い | なぜ今の仕事を離れるのか | なぜこの仕事、この会社を選ぶのか |
| 入れる中身 | 動く本音(家族のため、成長、稼ぎたい) | 選ぶ理由、活かす経験、入社後の最初の動き |
| 採用の現場で聞いた言葉 | 通る:「家族のために選択肢を増やしたい」「成長したい」「稼ぎたい」 | 35歳以上が詰まりやすいのは「これまでの経験をどう活かすか」。答え方は手順2・3 |
| 詳しい記事 | 転職理由の伝え方・転職理由の例文集 | この記事 |
※聞いた言葉を、転職理由と志望動機に分けて並べました。
企業は、志望動機で何を見ている?
現場では、企業が転職理由で一番気にしているのは「自社で活躍するかどうか」だと聞いています。志望動機でも、前の仕事の場面を読んだ人が「この人はうちの仕事で動けそうだ」と想像できるように書くことが目標です。
年齢の事実と、企業が見る点は?
募集・採用の年齢制限は、例外事由に当たる場合を除いて不問にしなければならないと、ハローワークの案内に書かれています(平成19年10月1日施行)。あわせて、企業が中途採用で求める人物像を聞いた調査も並べます。
| 調査 | 質問 | 数字 |
|---|---|---|
| 転職者実態調査(事業所・全年齢) | 転職者の待遇を決めるとき考慮した要素(複数回答) | 経験・能力・知識74.7%、年齢45.2%、免許・資格37.3% |
| 企業の多様な採用に関する調査(2016年度の調査・2017年公表) | 正社員の中途採用で求める人物像(複数回答) | 専門分野の一定度の知識・スキルがある人53.9%、ポテンシャルがある人34.9%、若年層の人31.7%、幅広い経験がある人21.7%、高年齢層(豊富な経験がある)の人2.9% |
出典:厚生労働省「令和2年 転職者実態調査の概況」事業所調査 表6(待遇の決め方の数字で、採用の合否ではありません)。労働政策研究・研修機構「企業の多様な採用に関する調査」図表16(平成28年度に正社員の中途採用を実施した企業3,752社。2016年度の調査で古く、年齢別の内訳はありません)
数字としては、高年齢層(豊富な経験がある)の人を挙げた企業が2.9%、若年層の人が31.7%でした。全年齢・2016年度の企業の人物像で、50代の採用枠の大きさを測った数字ではありません。
待遇を決める要素では経験・能力・知識が最も考慮される(74.7%)ので、経験は場面で示します。作り方は手順2・3で説明します。年齢を聞かれたときの答え方は、面接の節にまとめました。
志望動機は、どんな手順で組み立てる?
手順は次の5つ。穴埋めの例文も、この順に並べてあります。
- 本音を一言にする(なぜこの仕事を選ぶのか)
- 前の仕事から、場面を1つ選ぶ
- 場面を抽象化して、応募先の仕事に具体で落とす
- 入社後の最初の動きを書く
- 3文に縮めて、声に出して読む
手順1:本音を、一言にするには?
転職理由で通った言い方は、「家族のために選択肢を増やしたい」「成長したい」「稼ぎたい」の3つでした。志望動機の1文目は、それぞれの本音を「この仕事を選ぶ理由」に置き換えて作ります。
| 転職理由の言い方(現場で通った) | 志望動機の1文目(編集部の例) |
|---|---|
| 家族のために選択肢を増やしたい | 【働き方や収入の選択肢を広げられる】営業の仕事を選びました。 |
| 成長したい | 【相手の状況を見て提案する力を、仕事の中で伸ばせる】営業の仕事を選びました。 |
| 稼ぎたい | 【成果が収入に返る】営業の仕事を選びました。入社後は、稼ぐために【最初の見込みつくり】から動きます。 |
※右の列は、左の本音から編集部が作った穴埋めの例です。
年収の話は、聞かれたら普通に伝えます。1文目に収入の理由を出すかは、稼ぐために何をするかまで続けられるかで決めてください。
手順2・3:経験は、どう「抽象化」して「具体に落とす」?
「経験をどう活かすか」の答え方は、抽象化してから具体に落とすことです。たとえば店長だった人が「お客様の様子を見て動きを変える力」と抽象化し、「応募先では担当先の状況を見て提案を変える」と具体にします。
前の仕事の場面は、誰に何をしたかまで書ける1つを選びます。数字で示せる実績がない場合は、場面のみで構いません。
具体に落とすときは、応募先の仕事を調べて、その仕事の言葉を1つ拾います。たとえば不動産営業なら、厚生労働省の職業情報サイト(job tag)の「住宅・不動産営業」に、新人の営業はまず新規顧客の獲得から、と書かれています。前の仕事で初めての相手に声をかけた場面があれば、「新規顧客の獲得に使える」と重ねてください。
手順4:入社後の最初の動きは、何を書く?
未経験で営業に移った人が、最初の3か月でやるのは、知識を学ぶことと先輩から吸収することです。40代で営業に移った人(5人の例)が一番苦労したと聞いたのは、最初の見込みつくりです。
この2つを自分の言葉で書けば、「入社後に何をするか」の答えになります。大きな目標より、最初の動きの方が具体的です。
手順5:3文に縮めるには?
型は3文でできています。型1と型6は「選ぶ理由」から入り、型2〜5は「前の場面」から入って、2文目の中に選ぶ理由を入れます。入社後の最初の動きは、3文目に入れる構成です。
書き終えたら、3文を超えていないかを確認してください。
営業職に応募する志望動機の例文は?穴埋めの6つの型
【 】には自分の経験を入れ替えて使ってください。例文は営業職への応募に絞っています。次の早見表は、保存して型を選ぶときに使えます。
| 型 | 向く状況 | 【 】に入れる中身 | この型で意識すること |
|---|---|---|---|
| 型1 | 成果が評価や収入に返る仕事を選びたい | 仕事を選ぶ理由、前の場面 | 1文目を、この仕事を選ぶ理由にする |
| 型2 | 同じ職種で別の会社に移る | 自分の職種、担当した場面 | 前職と重なる点を1つ書く |
| 型3 | 飲食・小売などの店舗から営業に移る | 前の仕事の場面と、営業での使い方 | 前の場面を、営業の場面に重ねる |
| 型4 | ドライバーから営業に移る | 相手と話した場面と、営業での使い方 | 前の場面を、営業の場面に重ねる |
| 型5 | 製造ラインなど接客以外から営業に移る | 現場で工夫した場面と、営業での使い方 | 前の場面を、営業の場面に重ねる |
| 型6 | 不動産営業に資格なしで入り、入社後に宅建を取る | 取る資格と、仕事での使い道 | 資格の使い道を、仕事の言葉で書く |
※編集部で整理した早見表です。
型1:成果が評価や収入に返る仕事を選ぶときは?
【成果が評価や収入に返る】【営業】の仕事を選びました。前職の【ルート営業】では、【担当先の発注の時期をつかみ、先回りで提案して取引を広げた】経験があります。入社後の最初の3か月は、【扱う商品の知識】を先輩から学び、【最初の見込みつくり】から動きます。
1文目は、この仕事を選ぶ理由です。収入の話を入れるかは、手順1の考え方で決めてください。
型2:同じ職種で別の会社へ(営業から営業など)
前職では【自分の職種】として、【担当した相手や仕事と、工夫して変えた場面】に取り組んできました。御社の【仕事内容】は【前職と重なる点】があり、【この仕事を選ぶ理由】から志望しました。入社後は、【最初に取り組むこと】に着手します。
営業から営業へ移る人の記入例です。
前職では【法人営業】として、【取引先ごとの発注の時期に合わせて、提案の順番を変える】ことに取り組んできました。御社の【ルート営業】は【前職の担当先を回る動きと重なる点】があり、【担当先と長く付き合い、提案の幅を広げられる】仕事だと考えて志望しました。入社後は、【担当先と商品の把握】に着手します。
型3:飲食・小売から営業へ(異業種)
前職の【飲食店の店長】として、【お客様の様子を見て、スタッフの動きや声かけを毎週変えて】きました。お客様の様子を見て動きを変える経験は、御社の【法人営業】で担当先の状況を見て提案を変える仕事に重なると考え、志望しました。入社後は【知識】と【契約の進め方】を先輩から学びます。
採用の現場では、飲食・アパレルから営業に移る人は、営業のやり方と接客の違いに迷うと聞いています。接客系出身の人が苦労するのは、契約を取ることと新しい知識です。
型4:ドライバーから営業へ(異業種)
前職の【配送ドライバー】として、【毎日同じ取引先を回り、相手の受け取りの都合に合わせて到着の順を組み替えて】きました。決まった相手と信頼を積む経験を、御社の【ルート営業】で生かせると考え、この仕事を選びました。入社後は、【扱う商品の知識】と【担当先の状況のつかみ方】を先輩から吸収していきます。
前の仕事の中で、相手と直接やり取りした場面を1つ探してください。
型5:製造ラインから営業へ(未経験の職種)
前職の【製造ライン】では、【不良が出た工程を見直し、手順をチームに説明して】改善しました。原因を整理して相手に伝える経験を、御社の【営業】で相手の困りごとを聞き取る場面に使いたいと考え、応募します。入社後はまず【最初の見込みつくり】と【知識】に取り組みます。
製造ラインの例では、「原因を整理して手順を伝える」と抽象化し、「営業では相手の困りごとを聞き取って整理する」と具体に落としています。
型6:不動産営業へ、入社後に宅建を取る(資格なし)
【不動産営業】は、【お客様に説明する場面】で宅建士の知識が必要になる仕事だと考え、選びました。前職の【現場管理】で身につけた、【段取りを相手に説明する力】を生かせます。資格はまだ持っていませんが、入社後に【宅建士】を取る予定です。
この型は、不動産営業の場合の型で、下の50代の実例とは別です。厚生労働省の職業情報サイト(job tag)の「住宅・不動産営業」には、入職に特に学歴や資格は必要とされず、宅建士を取ると有利と書かれています。宅建の令和7年度試験は、受験者245,462人・合格率18.7%でした(不動産適正取引推進機構)。取る理由は、仕事の言葉で話してください。
資格なしで営業に入った50代は、どうなった?
資格なしで営業に入り、入社後に宅建を取って年収を上げた50代がいます。上の文例の人物(型3の飲食店の店長、型5の製造ライン)とは別の人で、この2人が型を使ったわけでもありません。
年収420万円 → 2年目に620万円。営業に移り、入社後に宅建を取りました。
年収480万円 → 3年目に700万円。営業に移り、入社後に宅建を取りました。
※採用の現場で見てきた例です。年収は目安で、転職後の年数は人によって違います。個人の実績であり、全員が同じようになるわけではありません。50代は人数が多くないため、割合や選考の経緯は書きません。
【参考】50代で転職した人は、何を理由に今の勤め先を選んでいる?
50代で転職した人が答えた「今の勤め先を選んだ一番の理由」を参考として載せます。選んだ理由の回答で、志望動機の根拠や、選考の合否を示す数字ではありません。
一番多い理由は、何だった?
どちらの年齢帯も、1位は「自分の技能・能力が活かせる」でした。55〜59歳の方が割合は高く、50〜54歳では次に「仕事の内容・職種に満足がいく」18.7%、「転勤が少ない・通勤が便利」16.3%が続きます。
「賃金が高い」は、50〜54歳が3.5%、55〜59歳が5.3%でした。この表は転職者全員の回答で、自己都合以外の転職も含みます。
転職理由・志望動機で落ちる言い方は、どう直す?
次の表の左の列の上3行は転職理由について、最下行は面接について、現場で聞いた落ちる言い方です。35歳以上の現場の声を50代に当てはめた整理を、中央と右の列に並べました。「これまでの経験をどう活かすか」は、落ちる言い方ではなく、35歳以上が面接で詰まりやすい質問です(手順2・3)。
| 落ちる言い方(現場の声) | 通らない理由(編集部の整理) | 志望動機での直し方(編集部の整理) |
|---|---|---|
| 楽をして給料を上げたい/なんか飽きた | 仕事への向き合い方が見えない | 稼ぐためにする行動を足す |
| どこにでも使える理由/「大手だから」 | その会社を選ぶ理由が見えない | その会社である必要がある理由に直す |
| 本音を隠している | 理由が薄く見える | 本音を、その仕事で何をするかにつなげる |
| エピソードを用意していない(面接) | 働く場面が想像できない | 前の仕事の場面を1つ決め、具体に落とす |
※左の列は採用の現場で聞いた言い方です。中央と右の列は編集部の整理です。
履歴書・職務経歴書に書くときは、面接とどう合わせる?
書類と面接で場面をそろえておくと、深掘りされても答えやすくなります。先に面接で話す場面を決め、書類にはそれを縮めて書きます。
書類には、型をどう縮めて書く?
型1を縮めた2文の例です。
【成果が評価や収入に返る】営業の仕事を選びました。前職の【ルート営業】で、【担当先の発注の時期をつかみ、先回りで提案して取引を広げた】経験を生かします。
面接では、この2文の場面を詳しく話します。たとえば書類に「店舗の配置を毎週見直した」と書きながら、面接で別の場面ばかり話すと、書類の場面を聞かれたとき答えにくくなるでしょう。
職務経歴書が薄いと言われたら?
年齢を重ねているのに内容が薄いと、損をします。具体的なエピソードを足すのが、現場で聞いた直し方です。志望動機で使う場面は、職務経歴書にも同じ形で書いてください。
転職回数が多い人は、職務経歴書をどう書く?
転職回数が多い人は、会社ごとに工夫した中身が伝わるよう、しっかり書いてください。回数の説明より、会社ごとの場面を1つずつ具体にする方向です。
50代の転職の面接で、志望動機を聞かれたらどう答える?
面接では、志望動機がそのまま聞かれるとは限りません。経験の活かし方、転職回数、年収の聞かれ方に合わせて、型の中身を使い分けます。
| 聞かれ方 | 現場で聞いたこと | 面接での答え方(編集部の整理) | 使う型 |
|---|---|---|---|
| これまでの経験をどう活かすか | 答え方は、抽象化して具体に落とす | 最初に抽象化した一言を言い、応募先の場面を具体に話す | 型2〜5 |
| 転職回数が多いが、どうか | 職務経歴書では、それぞれで工夫した中身が伝わるよう、しっかり書く | 面接でも、会社ごとの場面を1つずつ話す | 型2〜5の【 】に、会社ごとの場面を入れる |
| 給料・年収の希望 | 年収の話は、普通に伝える | 稼ぐための行動を続けて話す | 1文目に収入の理由を出すなら手順1の表 |
※「面接での答え方」と「使う型」の列は、編集部の整理です。
面接で落ちる人は、何が違う?
35歳以上で面接に落ちる人の特徴として、態度が悪い、暗い、エピソードを用意していない、の3つを聞いています。志望動機と結びつくのは、エピソードの用意です。前の仕事の場面を決めていないと、「経験をどう活かすか」の答えが抽象のまま終わってしまいます。
面接全般の準備は35歳以上の面接で落ちる理由にまとめました。
「経験をどう活かしますか」には、どう答える?
私の強みは【前の仕事で身につけた力を、一言に抽象化したもの】です。【前の仕事の場面】でこの力を使いました。御社の【応募先の仕事の場面】でも、【具体的な動き】という形で生かせます。
最初に抽象化した一言を言い、続けて応募先の場面を具体に話します。たとえば「相手の状況を見て順番を決める力があり、御社では担当先ごとに提案の順を変えて動けます」と続けます。
転職回数が多いと聞かれたら、どう答える?
【1社目】では【場面】、【2社目】では【場面】に取り組みました。それぞれで【工夫したこと】を積み、その経験を、この仕事の【使い方】に生かします。
回数の理由を長く説明せず、会社ごとに工夫した中身を話してください。志望動機とのつなぎは、最後の1文の「この仕事の使い方」です。
給料や年収の希望を聞かれたら、どう答える?
希望は【金額や考え方】です。そのために、入社後は【稼ぐための行動】に取り組みます。
年収の話の扱いは、手順1に書いたとおり。続けて稼ぐための行動を言う例が、上の穴埋めです。
年齢のことを聞かれたら、どう答える?
35歳以上が評価される点は、これまでの社会人経験と信頼しやすさだと聞いています。
【年数】の社会人経験の中で、【場面】に取り組んできました。その経験を、御社の【仕事】で生かせると考えています。
年齢への不安を謝る言い方にせず、経験の場面で答えます。
面接の前に、志望動機で何を確かめる?
面接前に、次の7つを確かめましょう。前日にもう一度見返してください。
- 本音(なぜこの仕事を選ぶのか)を、一言で言える
- 前の仕事の場面を、誰に何をしたかまで話せる
- 経験を抽象化した一言と、応募先での具体を言える
- 応募先の仕事内容と、自分の経験が重なる点を言える
- 入社後の最初の動きを、1つ決めた
- 転職理由と志望動機を、別々に話せる
- 履歴書・職務経歴書に書いた場面と、面接で話す場面が同じ
志望動機が書けないときは、誰に相談できる?
ハローワークでは、求職の申込みをすると、職業相談や職業紹介、応募書類の作成や面接のアドバイスを無料で利用できます(ハローワーク池袋の案内)。
概ね35〜59歳で、正社員での就職を希望し、これまで安定した就労経験が少ない方は、ハローワークのミドルシニア専門窓口も使えます。志望動機の練習や応募書類の作成支援などが受けられ、厚生労働省の公表では令和7年度中に21,034人が正社員で就職しました。
当てはまらない人も、ひとりで悩み続ける必要はありません。話しながら経歴を整理すると、使える場面が見つかることがあります。1分診断で、向いている働き方を見ることもできます。
志望動機の前の段階が気になる人は、50代の転職は厳しいのか、50代の転職で失敗しやすい理由、50代の年収も読んでみてください。仕事を辞めたい気持ちが先にある人は50代の辞めたい気持ちから、無職の期間がある人は50代で無職の人の動き方から始められます。
まとめ
型を1つ選んで【 】を自分の経験で埋めると、面接で話す下書きになります。
製造ラインや飲食チェーンの店長から営業に移った50代がいる。何年も働いてきた経験は、場面にすれば志望動機の材料になるので、あなたに合った仕事なら大丈夫です。
動かなかったことを後悔している人は、「あの時やっていれば、これくらいの年収になっていたのかもしれない」と話します。後悔を減らすために、今週は前の仕事の場面を1つ書き出し、型を1つ選んで3文にしてみましょう。迷うときは、話しながら整理する相談が使えます。
「50代 転職 志望動機」が自分の場合どうなのか、話して確かめたい方へ
よくある質問
50代の転職の志望動機には、何を入れればいいですか?
「この仕事を選ぶ理由」「活かす経験の場面」「入社後の最初の動き」を入れます。転職理由(なぜ今の仕事を離れるか)とは問いが違うため、分けて用意してください。経験は、誰に何をしたかが分かる場面で書きます。
50代の志望動機に、給料を上げたい理由を入れてもいいですか?
年収の話は、聞かれたら普通に伝えます。志望動機に稼ぎたい理由を入れるなら、稼ぐためにその仕事で何をするかまで続けてください。「楽をして給料を上げたい」と受け取られる言い方は、落ちる理由の1つです。
50代で営業未経験でも、営業職の志望動機は書けますか?
書けます。この記事の型3〜5は、接客や現場の仕事から営業に応募する人向けの穴埋めです。前の仕事の場面を、営業の仕事に重ねる形で作ります。
50代の面接で、志望動機はどのくらいの長さで話しますか?
字数の決まりは扱いません。この記事の型は3文で、面接では1つの場面を詳しく話します。35歳以上の現場では、エピソードを用意していない人が落ちると聞いています。
資格がなくても、50代の転職は志望動機で通りますか?
不動産営業は、入職に特に学歴や資格が必要とされません。不動産営業に応募するなら、志望動機に「入社後に宅建を取る」と書く型6を使えます。資格なしで営業に移り、入社後に宅建を取って年収を上げた50代の実例は、不動産営業とは限らず、型6とは別です。
志望動機がどうしても書けないときは、誰に相談できますか?
ハローワークでは、求職の申込みをすると、職業相談や職業紹介、応募書類の作成や面接のアドバイスを無料で利用できます。概ね35〜59歳で正社員就職を希望し、これまで安定した就労経験が少ない方は、ミドルシニア専門窓口も使えます。話しながら経歴を整理する相談もあります。
- 給料が上がらず、このままでいいか迷っている方
- 未経験の仕事に移りたいが、35歳以降で大丈夫か不安な方
- 転職エージェントで紹介できる求人がないと言われた方
人材紹介の仕事に約5年携わり、人材紹介会社で事業部の責任者も務める。これまで数千人以上の求職者と面談。営業職への転職支援を得意とする。印象に残っているのは、営業未経験だった40代の方が転職し、3年目以降に年収2000万円を超えたこと(個人の実績で、全員が同じようになるわけではありません)。「年齢に関係なく、キャリアは変えることができる。」
プロフィール ›
執筆:35歳からの稼げる転職 編集部。採用の現場で見てきた実例と、公的な統計をもとに書いています。