転職理由の例文はどう作る?35歳以上が面接でそのまま使える本音別・前職別の21選
転職理由の例文には「動く理由」「次の会社でしたいこと」「前の仕事の場面」の3つを入れ、【 】を自分の経験に入れ替えて使います(順番は自由・本音別・前職別・状況別の21本)。転職した50〜54歳が今の勤め先を選んだ理由で最も高いのは「自分の技能・能力が活かせる」40.6%でした(厚生労働省 令和2年 転職者実態調査)。35歳以上の例文の後半には、前の仕事の何を使うかを入れてください。
面接の準備をしようと「転職理由 例文」で調べてみた。目につくのは、若い会社員がITや企画の仕事に移る場面の例文。接客や現場の仕事を長く続けてきた自分には、そのままでは使えない気がする。
この記事は、35歳以上の人が面接で使える転職理由の例文を、本音別・前職別・状況別に21本まとめた例文集です。例文はすべて編集部で作った例で、採用の現場で見てきた事実(通った言い方、前職ごとの強みとつまずき)をもとにしています。ITエンジニアや看護師などの専門職、英語面接、体調不良で辞めたときの例文は、確かな材料がないため扱いません。
転職理由の例文は、どう使えばいい?
例文には「動く理由」「次の会社でしたいこと」「前の仕事の場面」の3つが入っています。順番は入れ替えても構いません。【 】を自分の経験に入れ替えれば、そのまま面接で話せます。
本音をそのまま話していい理由や、面接官が転職理由で見ていることは転職理由の伝え方にまとめました。ここでは例文そのものに絞ります。
【 】には、何を入れる?
前の仕事で工夫したことを、1つの場面で入れます。「常連のお客様の好みを覚え、来店のたびに勧める品を変えていました」のように、誰に何をしたかまで書くのが目安です。数字で示せる実績がなければ、場面だけで構いません。35歳以上が評価されるのはこれまでの社会人経験と信頼しやすさなので、「これまでの〇年で何をしてきたか」まで入れてください。
自分に合う例文は、どれを選べばいい?
まず、辞めたい本音に一番近い行を選んでください。下の表は、この記事の例文の早見表です。
| あなたの状況 | 使う例文 | 【 】に入れる中身 | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|
| 給料が上がらない・稼ぎたい | 例文1 | 工夫して売上や評価を上げた場面 | キャリアアップの伝え方 |
| 会社の先行きが不安 | 例文2 | 長く任されてきた仕事 | ― |
| 残業・休日出勤が多い | 例文3 | 段取りを変えて時間を減らした場面 | ― |
| 頑張りが評価に反映されない | 例文4 | 成果を出したのに変わらなかった事実 | ― |
| 仕事内容が合わない | 例文5 | 手応えを感じた仕事の場面 | ― |
| 人間関係がつらい | 例文6 | チームで動いた場面 | 人間関係の伝え方 |
| リストラ・早期退職 | 例文7・8 | 辞めた事実と、次にしたいこと | 45歳でリストラされたら |
| 成長したい・できる仕事を広げたい | 例文9 | ひと通り任されるようになった仕事 | ― |
| 接客・飲食・事務などから別の職種へ | 例文10〜16 | 前職ならではの場面 | ― |
| 未経験・回数・ブランク・子育て・介護や転居 | 例文17〜21 | 状況の事実と、今の準備 | ― |
※編集部で整理した早見表です。この記事の例文も、すべて編集部で作った見本です。
本音別の例文は?
例文1:給料を上げたいときは?
今の職場は給与の幅が決まっていて、頑張っても大きくは変わりません。家族のために選択肢を増やしたく、成果が収入に返ってくる仕事を探しています。前職では【来店したお客様に合わせて勧め方を変え、月の販売数で店舗の上位に入りました】。この経験を御社の【応募先の仕事】で生かしたいです。
「給料を上げたい」は、面接でそのまま言えます。キャリアアップの言葉で伝えたい人向けの例文は、転職理由「キャリアアップ」の伝え方にあります。
例文2:会社の将来が不安なときは?
主力の取引先が減り、この先の自分の働き方が見えなくなりました。今の会社では【8年間、同じ地域のお客様を担当し、引き継ぎのたびに指名をいただいてきました】。次は、腰を据えて長く成果を出せる場所で働きたいと考えています。
会社の悪口に聞こえないよう、話すのは起きた事実だけで十分です。
例文3:残業や休日出勤がつらいときは?
繁忙期以外も休日出勤が続き、家族と過ごす時間が取れない状態でした。働く時間を整え、その分を目の前の仕事の質に向けたいです。前の職場では【シフトの組み方を見直し、自分の店の残業を月20時間ほど減らしました】。
時間を整えて何をしたいかまで入れます。
例文4:頑張りが評価されないときは?
今の職場では、年功で給与が決まり、成果を出しても評価が変わりません。昨年も【新しい商品の提案を自分から始め、担当エリアの売上を前年より伸ばしました】が、評価は前の年と同じでした。自分の頑張りが数字で見える環境で、責任を持って結果を出したいと考えました。
例文5:仕事内容が合わないときは?
今は決められた作業をこなす仕事が中心で、自分で考えて動ける場面が少ないと感じています。【お客様からの相談に乗り、困りごとを解決できたとき】に一番やりがいを感じてきたので、人と向き合って提案する仕事に移りたいと思うようになりました。
例文6:人間関係がつらいときは?
今の職場は部署ごとの連携が少なく、目標を共有しにくい環境です。今の職場でも【新人の教育係として、教え方をそろえる手順書を作りました】。次は、チームで目標を持ち、自分から成果を取りにいける場所で働きたいと考えています。
特定の人の悪口にしないのが前提です。上司と合わなかったときなど、場面別の例文は人間関係が理由のときで扱っています。
例文7:リストラで辞めたときは?
会社の事業縮小で、所属していた部署がなくなり退職しました。【12年間の店舗運営で、売上と人の管理の両方を任されてきた経験】を、次は御社の【応募先の仕事】で生かします。
リストラで辞めた人は、実際にそのまま話しています。言い訳は足さず、事実と次にしたいことだけを伝えましょう。
例文8:早期退職に応じたときは?
会社が早期退職を募集した際、このまま残っても任される仕事が狭まると考え、応募しました。【現場の改善を15年続けてきた経験】を、成果がはっきり見える仕事で使いたいです。
早期退職は、「仕方ない理由があるか」が大事です。深掘りすると、しっかりした理由が見つかることもあります。
例文9:成長したい・できる仕事を広げたいときは?
成長したいと思い、転職を決めました。今の職場では【入社10年目で、店の仕事はひと通り任されるようになりました】が、ここ数年は同じ仕事の繰り返しです。次は商品の知識や提案の進め方を一から身につけ、任される範囲を自分の手で広げていきます。
「成長したい」は、選考に通った人が実際に使った言葉です。何をどう伸ばすかを後ろに足します。
前職別の例文は?
接客や現場の仕事から、営業のような別の職種に移る人向けの例文です。先に、前職ごとの強みとつまずきを表にしました。
| 前職 | 現場で見てきたこと | 例文に入れたいこと |
|---|---|---|
| 接客・サービス(販売・アパレル・飲食など) | 強みは第一印象の良さ。苦労するのは契約を取ることと新しい知識。飲食・アパレル出身は、営業のやり方と接客の違いに迷う | 初対面の人と話した場面と、違いを分かったうえで学ぶつもりであること |
| パチンコ店・ホテル・エステ | ホスピタリティは信頼をつくるのに大事 | 常連やリピートにつながった場面 |
| 教員・公務員・自衛隊 | 「安定してもらえる(頑張っても変わらない)」ことが不満な人がほとんど | 頑張りが返ってくる仕事に移りたいこと |
| 営業経験あり(50代) | 50代で決まる人は、営業経験がある人が多い | 担当してきたお客様と数字 |
※中央の列は現場で聞いた事実、右の列は編集部の整理です。表にない事務・ドライバーなどは、例文だけを載せています。
実際に、こうした前職から35歳を過ぎて仕事を変え、年収を上げた人がいます。
年収350万円 → 3年目に600万円。
年収380万円 → 2年目に530万円。
年収330万円 → 3年目に550万円。
年収480万円 → 3年目に700万円。
年収520万円 → 3年目に800万円。
※採用の現場で見てきた例です。年収は目安で、転職後の年数は人によって違います。個人の実績であり、全員が同じようになるわけではありません。
5人が面接でどんな言葉を使ったかまでは分かりません。下の例文は、同じ前職の人に向けた見本です。
例文10:接客・販売・アパレルからは?
【アパレル販売の10年】で、初めて来店したお客様とも数分で打ち解け、好みを聞き出すことを続けてきました。この経験は、お客様と長く付き合う営業の仕事でも使えるはずです。契約の進め方や商品の知識はまだ足りないので、入社後はまず学ぶことに集中します。
契約を取ることと新しい知識は、接客出身の人が苦労すると現場で見ているところです。先に自分から言っておきます。
例文11:飲食からは?
飲食店では、その場で満足していただくことを考えて働いてきました。一方で、お客様と長い時間をかけて関係をつくる仕事に挑戦したいと思うようになりました。接客と営業ではやり方が違うことは分かっています。【ランチの常連のお客様を覚え、名前で呼べるようにしてきた】ように、相手を覚えて信頼してもらう部分は生かせると思っています。
例文12:パチンコ店・ホテル・エステからは?
【ホテルのフロントで7年】、お客様の要望を先回りして準備することを大切にしてきました。リピートしてくださる方が増えたことに一番やりがいを感じたので、一人ひとりのお客様と信頼をつくる仕事で、その力を試したいと考えました。
例文13:事務・コールセンターからは?
【コールセンターで1日に50件ほど電話を受け】、相手の話を聞いて要点をつかむことを続けてきました。受けた相談に答えるだけでなく、自分から提案して結果を出す仕事に移りたいです。
例文14:ドライバーからは?
【配送ルートの担当として、決まった取引先に毎日顔を出し、時間を守ることを続けてきました】。荷物を届ける中で取引先の方から相談を受けることが増え、自分から提案する仕事に就きたいと思うようになりました。
例文15:教員・公務員からは?
今の仕事は安定していますが、成果を出しても給与や評価が変わりません。自分の頑張りが結果として返ってくる仕事に移ることを決めました。【担任として保護者と面談を重ね、信頼してもらえる話し方を工夫してきました】。この経験を、お客様と向き合う仕事で生かしたいです。
例文16:営業経験がある50代は?
【ルート営業で20年、地域の工務店を中心に約60社を担当してきました】。今の会社では役職の上限が見え、この先は担当を若手に引き継ぐ立場になります。これまでのお客様との関係づくりを、もう一度第一線で生かしたいと考えています。
未経験・転職回数・ブランク・子育て・介護や転居の例文は?
転職理由そのものより、状況の説明が必要なときの例文です。
例文17:未経験の職種に応募するときは?
【接客の仕事】で身につけた、お客様の話を聞く力を、提案する仕事で生かします。未経験なので、最初の3か月は商品の知識を学び、先輩のやり方を吸収することに集中するつもりです。
未経験の最初の3か月にやることとして、現場で挙がるのも「知識を学ぶ」「先輩から吸収する」の2つでした。40代で未経験から移るときの考え方は40代・未経験からの転職で扱いました。
例文18:これまで何社も経験してきたときは?
これまで4社で働いてきました。【飲食では仕込みの段取りを、販売では在庫の管理を見直す】など、どの職場でも工夫して任される仕事を増やしてきました。次は、その経験をまとめて生かせる仕事で、長く腰を据えて働きたいです。
職務経歴書では、それぞれで工夫したことの中身が伝わるようにしっかり書きます。面接でも同じ中身を話します。詳しい書き方は転職回数が多いときへ。
例文19:働いていない期間があるときは?
前職を辞めてから半年、【家族の事情】で仕事を離れていました。今は事情が落ち着き、フルタイムで働ける状況です。この期間に【商品知識の勉強を始め】、すぐ動ける準備をしてきました。
35歳前後なら、空白の長さより前向きさがあるかが大事です。40〜50代で2年ほど空くと厳しくなることも多いため、早めに動いてください。詳しくは35歳で無職のときを見てください。
例文20:子育て中で、残業を気にされそうなときは?
子どもが小学生になり、働く時間を広げられるようになりました。残業が必要な日は、家族と相談して調整できます。【パートでも売り場の責任者を任されてきた経験】を生かし、収入の面でも家族を支えるつもりです。
「残業は平気か」は、子育て中の人が面接で聞かれることのある質問です。調整ができるなら、そのまま伝えます。本当に難しいなら、その仕事はやめておいた方がよいです。
例文21:家族の介護や転居で辞めたときは?
【親の介護】のため、通勤に2時間かかる前の職場を離れることにしました。今は家族と分担する形が決まり、この地域で長く働ける状況です。前職では【店舗の売上管理を5年担当してきた】ので、数字を見ながら動く仕事で力を出せます。
家庭の事情は事実を短く伝え、今は続けて働ける状況かを添えます。介護や転居は現場で聞いた話がまだ無く、見本の例文だけです。
例文に「前の仕事の場面」を入れるのはなぜ?
給料の本音は隠さなくて構いません。そのうえで、前の仕事の何を使うかを1つ入れます。転職した人が今の会社を選んだ理由でも、待遇を決めた会社の答えでも、上位は経験・能力でした。
転職した35歳以上は、何で今の会社を選んだ?
35〜54歳のどの年代でも、今の勤め先を選んだ理由の上位2つは「自分の技能・能力が活かせる」と「仕事の内容・職種に満足がいく」でした。厚生労働省「令和2年 転職者実態調査」で、理由を3つまで聞いた結果です。
「賃金が高い」は、グラフの2つの年代では15.8%と6.9%でした。移った後に答えた理由で、面接で何を話したかの数字ではありません。
採用した会社は、何を見て待遇を決めた?
同じ調査は、転職者を採用した事業所にも、賃金や役職などの待遇を決めるときに考えた要素を聞いています。一番多いのは「これまでの経験・能力・知識」74.7%で、最も重視したものでも53.7%でした。転職した人と会社の答えを並べると、次のとおりです。
| 誰に聞いたか | 質問 | 上位の答え |
|---|---|---|
| 転職した人(50〜54歳) | 今の勤め先を選んだ理由(3つまで) | 「技能・能力が活かせる」40.6%、「仕事の内容」39.0% |
| 転職した人(40〜44歳) | 同上 | 「技能・能力が活かせる」35.7%、「仕事の内容」29.7% |
| 転職者がいる事業所 | 待遇を決めるとき考えた要素(複数回答) | 経験・能力・知識74.7%、年齢45.2%、免許・資格37.3% |
| 転職者がいる事業所 | そのうち最も重視した要素 | 経験・能力・知識53.7%、年齢11.9%、免許・資格10.7% |
出典:厚生労働省「令和2年 転職者実態調査の概況」個人調査 表21-1、事業所調査 表6・図1(令和2年)
これは選考ではなく、待遇を決めるときの数字です。経験を例文に入れる理由は、転職理由を聞く企業がいちばん気にかけているのが、入社後に自社で活躍してくれるかどうかという点にあります。
「経験が生かせる」は、例文のどこに入れる?
前の仕事の場面に入れます。例文1〜21の【 】がその場所です。「生かせると思います」で止めず、応募先のどの仕事で使うのかまで言えると、入社後の働き方を具体的に話せます。
給料の話は、例文に入れてもいい?
入れて構いません。採用の現場では、「稼ぎたい」と話して選考に通った人がいます。年収の話も普通に伝えてください。そのあとに、前の仕事の何をどう使うかを1文添えましょう。
例文を自分の言葉に直すと、どう変わる?
例文を自分の転職理由に直す流れを、1つの例で見てみます。
本音のメモから、どう組み立てる?
最初は、思っていることをそのまま書き出します。きれいな言葉にする必要はありません。
- 本音のメモ:「店長になったけど、給料は5年ほぼ同じ。この先も変わらなそう」
- 次にしたいこと:「家族のために、頑張った分が返ってくる仕事に移りたい」
- 前の仕事の場面:「アルバイトの教え方を変えて、店の売上を伸ばした」
この3つを、例文1の骨組みに当てはめると、次の形になります。
店長になって5年、給与はほぼ変わらず、この先も大きくは変わらないと感じています。家族のために、頑張った分が収入に返ってくる仕事に移りたいと考えました。店長としては、アルバイトの教え方を一人ずつ変え、店の売上を前の年より伸ばしてきました。
深掘りされたら、例文の続きをどう話す?
35歳以上が面接で詰まりやすいのは、「これまでの経験をどう活かすか」という質問です。答え方は、前の仕事でしたことを抽象化して、応募先の仕事の具体に落とす形です。下の回答例も、「教え方を変えた」を「伝え方を変える力」にまとめ、お客様への説明に当てはめています。
「アルバイトの教え方を変えた」経験は、相手に合わせて伝え方を変える力だと思っています。御社の仕事でも、お客様ごとに説明の順番を変えることに使えると考えています。
面接全体の準備は35歳以上・40代の面接で扱っています。
履歴書に書くなら、どこまで縮める?
面接で話す例文を、2文に縮めるのが目安です。
書類用の例:頑張った分が収入に返ってくる仕事で、店長として続けてきた人材育成の経験を生かしたいと考え、転職を決めました。
面接で話す例文から縮めておけば、書類と面接で同じ軸の話ができます。
落ちる言い方になっていないか、どう見る?
例文を直したあと、「楽をして給料を上げたい」「なんか飽きた」「大手だから」に聞こえないかを見直します。この3つは、選考に落ちた人の言い方です。なぜ落ちるのかは転職理由の伝え方で説明しています。
最初に「大手に行きたい」と話していた人は、整理すると本当は「選択肢を増やして、この後安定したい」と考えていて、給料も大事だと分かりました。例文にすると次の形です。
大きな会社かどうかより、この先の選択肢を増やして安定したいと考えています。そのためには収入も大事なので、成果が給料に返ってくる仕事に移りたいです。前職では【 】を続けてきました。
本音を言葉にし直すときは、選考に通った人の言い方が手がかりになります。
| 落ちる言い方 | 最初の本音 | 通った人・整理し直した人の言い方 |
|---|---|---|
| 「楽をして給料を上げたい」 | 給料を上げたい | 「稼ぎたい」「家族のために選択肢を増やしたい」 |
| 「なんか飽きた」 | 今の仕事に物足りない | 「成長したい」 |
| 「大手だから」 | 大手に行きたい | 「選択肢を増やして、この後安定したい」(給料も大事) |
※左と右の列は採用の現場で聞いた言い方の原文です。並べ方と中央の列は編集部の整理です。
例文を使う前に、何を確かめればいい?
面接の前に、次の6つを確かめてください。
- 【 】が全部、自分の経験に入れ替わっている
- 最初の1文が、自分の本音に合っている
- 応募先の仕事の言葉が、1つ入っている
- 前の会社や特定の人の悪口が入っていない
- 「どう活かすか」と聞かれたときの続きを用意した
- 履歴書に書いた転職理由と、話す例文の軸が同じ
年代別・男女別に前の会社を辞めた理由を見たい人は、転職理由ランキングを参考にしてください。
まとめ
転職理由の例文には、「動く理由」「次の会社でしたいこと」「前の仕事の場面」の3つが入っています(順番は自由です)。本音に近い例文を1つ選び、【 】を自分の経験に入れ替えれば、接客や現場の仕事が長かった人でも、そのまま面接で話せる形になります。
例文を探してここまで読んだ時点で、準備はもう始まっています。経歴に自信がなくても、あなたに合った仕事なら大丈夫です。調理師やドライバー、教員から移って年収を上げた人もいました。
ただ、年齢を重ねるごとに難しくなるのは事実です。厚生労働省「令和6年 雇用動向調査」では、35〜54歳では、どの年代も賃金が増えた人が減った人より多い一方、55〜59歳では減った人(36.6%)が増えた人(27.4%)を上回りました。後で悔やまないよう、話せる転職理由ができた今のうちに、それを生かせる仕事があるかだけでも確かめておきませんか。
「転職理由 例文」が自分の場合どうなのか、話して確かめたい方へ
よくある質問
転職理由の例文は、そのまま面接で話してもいいですか?
骨組みはそのまま使えますが、【 】の部分は自分の経験に入れ替えてください。どの会社にも言える理由は、選考で落ちる理由の1つです。入れ替えたあと、応募先の仕事の言葉を1つ足すと、その会社に向けた転職理由になります。
40代・50代でも、この例文で通じますか?
35歳以上が評価されるのは、これまでの社会人経験と信頼しやすさです。例文の型は40代・50代でも同じで、【 】に入れる前の仕事の場面を、年数や任されていた範囲まで具体的にすると、年齢の分だけ中身のある転職理由になります。
接客や飲食の経験しかありません。営業に応募するときの例文はありますか?
あります。この記事の前職別の例文を使ってください。接客出身の人の強みは第一印象の良さです。初対面のお客様と話した場面を【 】に入れ、契約や新しい知識はこれから学ぶつもりだと添えると、正直で前向きな転職理由になります。
履歴書や職務経歴書に書く転職理由も、例文を使えますか?
使えます。書類には面接で話す例文を2文ほどに縮めて書きます。書類と面接で話す中身はそろえておきたいので、先に面接で話す例文を作り、そこから縮める順番がおすすめです。
給料が本音なのに、例文ではぼかしてもいいですか?
ぼかさなくて構いません。「給料を上げたい」は面接でそのまま言えます。本音を隠した理由は、落ちる理由の1つです。給料を上げたい目的と、そのために何をするのかを添えてください。
自分に合う例文が見つからないときは、どうすればいいですか?
一番近い例文を選び、動く理由の部分だけを自分の言葉に書き換えてください。次の会社でしたいことと前の仕事の場面は、どの理由でも入れる中身の形は同じです。それでも言葉にならないときは、人に話しながら整理するのも一つの方法です。
- 給料が上がらず、このままでいいか迷っている方
- 未経験の仕事に移りたいが、35歳以降で大丈夫か不安な方
- 転職エージェントで紹介できる求人がないと言われた方
人材紹介の仕事に約5年携わり、人材紹介会社で事業部の責任者も務める。これまで数千人以上の求職者と面談。営業職への転職支援を得意とする。印象に残っているのは、営業未経験だった40代の方が転職し、3年目以降に年収2000万円を超えたこと(個人の実績で、全員が同じようになるわけではありません)。「年齢に関係なく、キャリアは変えることができる。」
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執筆:35歳からの稼げる転職 編集部。採用の現場で見てきた実例と、公的な統計をもとに書いています。