40代の転職成功とは?営業に移った成功例5人の年収と、成功率の代わりに見る3つの数字
40代の転職の「成功率」という公的な数字は無いので、賃金が増えたか、今の職場で続けたいか、満足しているか(全年齢の数字のみ)の3つで測ります。代表の「賃金が1割以上増えた」は、厚生労働省の調査で40〜44歳の転職者の33.2%でした。採用の現場で見てきた成功例は、40歳のコンビニ店長が年収400万円から4年目に700万円になるなど、営業に移って2〜4年で年収を上げています。
年収400万円前後の40代の方が一番気にしているのは、「自分にできるのか」「辛いんじゃないか」ということです。家族からは「年収下がるじゃん」と言われることもあります。それでも、40代で転職して年収を上げた人はいます。
この記事では、まず「成功」を何で測ればいいかを国の調査で確かめ、そのうえで40代で年収を上げた人の例と、選考と入社後に差がつくところ、動く順番をまとめました。
40代の転職で「成功」と言えるのは、どんな状態?
この記事では、賃金が増えたか、今の職場で続けたいか、満足しているかの3つで「成功」を測ります。主な物差しにする「賃金が1割以上増えた人」は、厚生労働省の調査で40〜44歳の3割強でした。
40代の転職の成功率は何%?
成功率という公的な数字はありません。厚生労働省の「雇用動向調査」も「転職者実態調査」も、成功率は出していません。
成功は、何で測ればいい?
国の調査で年齢別に分かるのは、賃金と「今の職場で続けたいか」です。満足度は全年齢の数字だけが出ています。この記事では「賃金が1割以上増えた」を主な物差しにします。少しだけ増えた人と分けるためです。
| 成功の物差し | 40〜44歳 | 45〜49歳 | 全年齢 |
|---|---|---|---|
| 賃金が1割以上増えた(令和6年 雇用動向調査) | 33.2% | 29.1% | 29.4% |
| 賃金が1割以上増えた(令和2年 転職者実態調査) | 34.3% | 30.4% | 27.8% |
| 今の職場で今後も働きたい(同) | 46.2% | 52.2% | 52.7% |
| 職業生活全体に満足・やや満足(同) | 年齢別の数字なし | 年齢別の数字なし | 53.4% |
出典:厚生労働省「令和6年 雇用動向調査結果の概要」表6、「令和2年 転職者実態調査の概況」個人調査 表13・表23・表22。転職者実態調査の「1割以上増えた」は「3割以上増加」と「1割以上3割未満増加」を編集部で足した数字です。転職者実態調査は、令和元年10月〜令和2年9月に入社した人に令和2年12月〜令和3年1月に聞いた数字で、入社から2か月〜1年4か月ほどの時点の結果です。
1年目に年収が下がったら、失敗?
1年目だけで決めないでください。未経験で営業に移ると1年目は下がることもありますが、初年度しっかりやれば前の年収を超えられる会社も多い、というのが現場の実感です。
35歳前後で転職した人について聞いた話では、固定給が確定している状態だと、1年目は下がることが多いそうです。ただ、インセンティブで上がる人は多く、固定給のまま上がるのは同じ職種に移るときでした。
「5年単位で考えたら、給料の合計が格段に上がるケースは十分にある」。これが監修者の渡辺の見方です。
40代の転職成功例は?前職と年収はどう変わった?
採用の現場で見てきた、40代で転職して年収を上げた5人です。5人とも、前の仕事とは違う営業の仕事に移りました。
| 年齢・前職 | 前の年収 | 何年目 | 後の年収 | 増えた額 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 40歳・コンビニ店長 | 400万円 | 4年目 | 700万円 | 300万円 | 1.75倍 |
| 41歳・保育士(女性) | 330万円 | 3年目 | 620万円 | 290万円 | 1.88倍 |
| 44歳・医療事務(女性) | 320万円 | 2年目 | 560万円 | 240万円 | 1.75倍 |
| 44歳・塾講師 | 420万円 | 3年目 | 650万円 | 230万円 | 1.55倍 |
| 46歳・スーパーのパート(女性) | 250万円 | 3年目 | 520万円 | 270万円 | 2.08倍 |
※採用の現場で見てきた例で、年収は目安・個人の実績、年数は人によって違います。増えた額と倍率(小数第3位を四捨五入)は編集部の計算です。
最初の見込みつくりです。営業に移って最初に、見込み客をつくることです。
5人に共通していることは?
5人とも前の仕事は営業以外で、コンビニやスーパー、塾の講師、保育、医療事務から移りました。2〜4年目には前の年収の1.5倍以上になっています。国の調査とは時点が違う数字なので、そのまま比べることはできません。
コンビニやスーパーのように接客の経験がある人は、強みが第一印象の良さです。苦労するのは、契約を取ることと、新しい知識を覚えること。
転職が決まった人は、移る前に何をしていた?
年代を限らず、採用の現場で見てきた、転職が決まった人には次のような人がいました。
- 家族を説得できた人は、決める前から家族に相談していた
- 「大手に行きたい」という理由を整理して「選択肢を増やして、この後安定したい」と言い換え、選考に通った
国の調査では、40〜44歳の転職者の33.9%が転職の準備活動をしていました。主な内容(行った人=100・複数回答)は、産業・職業に関する情報の収集37.6%、通信教育などでの勉強14.8%、今の会社で役立つ資格・免許の取得14.7%などです。
出典:厚生労働省「令和2年 転職者実態調査の概況」個人調査 表18
渡辺が面談で求職者に考えてほしいと伝えている問いは、「自分が数年後、本当に後悔しないかどうか」と「バイアス(思い込み)で判断していないか」の2つです。あわせて、一番大事なのは頑張りたい気持ちがあること、今の会社でこれから上がり幅が無い人は動いた方がいいことも伝えています。
営業が初めての40代でも、成功できる?
営業が初めてで年収を上げた40代はいます。上の5人は全員、営業以外の仕事から移った人です。35歳以上・未経験が営業で最初につまずくのは、成果が出るまで耐えられるかどうかです。
40代は採用で何を見られる?
採用で35歳以上が見られるのは、これまでの社会人経験と、信頼しやすさ。パチンコ店・ホテル・エステなどの経験で身につくホスピタリティは、営業で信頼をつくるのに大事な力になります。
会社の側の数字もあります。「令和2年 転職者実態調査」の事業所調査で、転職者の賃金や役職を決めるときに考慮した要素は、これまでの経験・能力・知識74.7%、年齢45.2%、免許・資格37.3%でした。最も重視した要素も、経験・能力・知識の53.7%が一番です。
出典:厚生労働省「令和2年 転職者実態調査の概況」事業所調査 表6・図1(複数回答・転職者がいる事業所)
業種や職種が変わっても持ち運べる力は、厚生労働省の「ポータブルスキル見える化ツール」で、現状の把握・課題の設定・社外対応など9つの要素から確かめられます。ミドルシニア層のホワイトカラー職種向けに作られたツールなので、接客や現場の仕事が長い方は参考として使ってください。
40代は資格を先に取るべき?
資格なしで不動産営業に入り、入社後に宅建を取った人がいます。
40代女性の成功例はある?
41歳の保育士、44歳の医療事務、46歳のスーパーのパートの3人が、女性の例でした。女性が評価されやすいのは、勢いだけで押す営業ではなく、細やかさや丁寧さが必要な営業です。子育て中の方は面接で「残業は平気か」と聞かれるので、調整できることを伝えましょう。
大変さもあります。まったく残業しないのはさすがに無理で、本当に難しい人はやめておいた方が良い、と渡辺は話します。そのうえで、うまくいくのは子どもや残業の調整をつけられる人だそうです。
年収が上がったのは、転職して何年目?
5人がその年収になったのは2〜4年目でした(転職後の年数は人によって違います)。5人に限らず、渡辺が見てきた転職者全体の実感では、転職して2年目なら年収500万円は超えている人がほとんどです。
営業で成果が出るのは、早いところで3か月くらい。ただし職種でかなり左右されます。
1件の値段が高いものを売る仕事は時間がかかる一方、安いものを大量に売る仕事より楽なこともあるので、どの営業を選ぶかで見込みも変わります。
40代で転職した人の賃金は、どのくらい増えた?
1割以上3割未満増えた人が、40〜44歳で23.7%と一番多い層です。増えた幅と減った幅を分けると、次のとおりでした。
3割以上増えた40代は、どのくらいいる?
40〜44歳で10.6%、45〜49歳で8.5%です。全年齢の7.2%や、35〜39歳の6.7%より高い数字でした。
減った人は、どのくらい減った?
40〜44歳で減った人は37.4%で、一番多いのは1〜3割減った15.0%でした。45〜49歳では、減った人の中では1〜3割減った19.8%が最も多く、全体では「変わらない」27.5%が一番多くなりました。
下がった年だけで決めず、考え方は上の「1年目に年収が下がったら、失敗?」を見てください。
今の会社で働き続けたい40代は、どのくらい?
「今の職場で今後も働きたい」は、40〜44歳が46.2%で、全年齢の52.7%より低めでした。「機会があれば転職したい」と答えた人は、40〜44歳で25.6%、45〜49歳で20.3%です。
転職した人は、今の仕事に満足している?
全年齢の数字ですが、満足の方が多い結果でした。職業生活全体に「不満」「やや不満」と答えた人は11.4%です。仕事内容・職種に「満足」「やや満足」と答えた転職者は69.2%で、満足から不満足を引いたD.I.は60.5と、項目の中で最も高くなっています。40代で動いてよかった人から聞く声は「年収が上がった」で、上の5人の表がその例です。
出典:厚生労働省「令和2年 転職者実態調査の概況」個人調査 表22(全年齢。年齢別の数字は概況にありません)
40代の転職で、選考と入社後に差がつくのは?
選考で一番差がつくのは、経歴・資格より転職理由です。入社後に続く人と辞める人を分けるのは、成果が出ないことを怖がりすぎないかどうか。
| 変えられること | 通る・続く | つまずきやすいところ |
|---|---|---|
| 転職理由 | 「家族のために選択肢を増やしたい」「稼ぎたい」「成長したい」 | 「楽をして給料を上げたい」「なんか飽きた」、どこの会社にも言える理由、本音を隠す、「大手だから」 |
| 経験の伝え方 | 抽象化して、応募先の仕事の具体に落とす。職務経歴書に具体的なエピソードを足す | 職務経歴書の中身が薄い。エピソードを用意していない。面接で「態度が悪い」「暗い」と受け取られる |
| 会社の選び方 | 数字の追い方は会社によって違うので、自分に合うところを選ぶ | 条件で選び、次も合わない会社に入る |
| 入社後の最初の3か月 | 未経験の最初の3か月にやること:知識を学ぶ、先輩から吸収する | 成果が出ないことを怖がりすぎる |
※現場で聞いた言葉を、編集部が表にしました。
転職理由は、どう言い換える?
転職理由を聞く企業の関心は、何よりも「うちで活躍してくれるか」にあります。「大手に行きたい」を言い換えて通った例は、上の「移る前に何をしていた?」で紹介しました。整理してみると、給料も大事だと分かったそうです。
本音の「給料を上げたい」は、隠さなくて構いません。面接でもそのまま言って大丈夫です。理由の組み立て方は転職理由の考え方にまとめています。
「経験をどう活かすか」には、どう答える?
答え方は、これまでの経験を一度抽象化して、応募先の仕事の具体に落とすこと。35歳以上で面接に落ちる人には、エピソードを用意していない人がいます。
答え方の例は35歳以上の面接で聞かれることで詳しく扱っています。
会社は、何で選べばいい?
選ぶ基準は、条件より自分に合うかどうかです。合わなくて辞めた人は、次も条件で見て選び、また合わない会社に入ってしまいます。「令和2年 転職者実態調査」で今の会社を選んだ理由(3つまで)を見ると、上位2つは40〜44歳が「自分の技能・能力が活かせる」35.7%・「仕事の内容・職種に満足がいく」29.7%、45〜49歳が「仕事の内容・職種」41.1%・「技能・能力」39.9%でした。
数字を追うのが苦手でも、営業はやっていけます。数字の追い方は会社によって違うので、合うところを選べば良いのです。人との関わりが嫌な人、家で仕事をしたい人、ゆったりしたい人には、営業は向いていません。どんな仕事で年収が上がるかは40代で稼げる仕事で比べています。
入社してからの最初の数か月は、どう過ごす?
最初の3か月は、知識を学び、先輩から吸収する時期です。上の「一番苦労したこと」にある最初の見込みつくりも、この時期に向き合うことになります。
続かなかった人は、成果が出ないことを怖がりすぎていました。稼げる仕事は、死ぬほど大変なわけではありません。ただ、すぐに稼げるわけでもない、時間軸の問題です。
40代で転職を成功させるには、どの順番で動く?
在職中に、理由・経験・合う仕事・家族の順に固めてから応募します。上の物差しと現場の言葉を、動く順番に並べ直すと次の6つです。
- 今の会社で、この先いくらまで給料が上がるかを確かめる:これから上がり幅が無いなら、動いた方がいい人です
- 転職理由を、自分の言葉で書く:「楽をしたい」ではなく、家族や自分の先のための理由にします
- 経験を、具体的なエピソードで書き出す:職務経歴書の中身になります
- 条件より、合う仕事かどうかで候補を絞る:渡辺が面談で見ているのは、話し方・志向性・過去の経験です
- 家族に、決める前から相談する:大変さも先に話しておきます
- 在職中に応募し、年収の話も面接で普通にする:数年分の給料の合計で比べます
※順番は編集部の整理です。それぞれの中身は、現場で聞いた言葉と、上の国の調査がもとになっています。
在職中に動く?どのくらいの期間がかかる?
渡辺は、動くのは基本は在職中の方が良いと考えています。次の表は、活動を始めてから前の会社を辞めるまでの期間で、次の会社に決まるまでの全体ではありません。「令和2年 転職者実態調査」の数字は次のとおりでした。
| 活動を始めてから辞めるまで | 40〜44歳 | 45〜49歳 |
|---|---|---|
| 3か月未満 | 46.3% | 49.4% |
| 3か月以上1年未満 | 23.9% | 26.8% |
| 1年以上 | 4.2% | 3.3% |
| 転職活動期間なし | 22.7% | 18.8% |
出典:厚生労働省「令和2年 転職者実態調査の概況」個人調査 表19(各期間の区分を編集部で足しました。不明は省略)
辞めてから次に入るまでの空白は、「離職期間なし」と「1か月未満」を合わせて、40〜44歳で57.3%、45〜49歳で60.6%でした(同 表20)。40〜44歳では6割弱の人が、空白1か月未満で次の会社に移っています。
転職活動で使った方法は?
どちらの年代も求人サイトなどが一番多く、2番目からは年代で分かれます。40〜44歳は縁故28.2%・公的機関27.4%、45〜49歳は公的機関35.8%・縁故25.4%の順でした。複数回答で、決まった経路の数字ではありません。
| 転職活動の方法(複数回答) | 40〜44歳 | 45〜49歳 |
|---|---|---|
| 求人サイト・求人情報誌・新聞・チラシなど | 37.3% | 39.4% |
| 縁故(知人・友人など) | 28.2% | 25.4% |
| ハローワークなどの公的機関 | 27.4% | 35.8% |
| 民間の職業紹介機関 | 13.7% | 14.9% |
| 出向・前の会社の斡旋 | 11.3% | 8.2% |
| 企業のホームページ | 11.2% | 12.8% |
出典:厚生労働省「令和2年 転職者実態調査の概況」個人調査 表17(主な項目を抜粋)
家族には、いつ話す?
決める前から相談するのが基本です。家族の反対で踏み出せないままだと、その後も挑戦できず、年齢を重ねて動くのがさらに難しくなります。
家族から「年収下がるじゃん」「大変なんじゃないの?」と言われたときの、渡辺の答えはこうです。
「大変です。年収が確実に上がるには時間を使うしか無い。ただ挑戦できるのは今しかない」
応募する前に、何を確かめる?
入社前に聞いていた話と、入社後の実際が違わないかです。40代・50代で転職して「失敗した」と言っていた人の理由で多いのが、「話とちがった」でした。入社前に確かめる項目は、40代の転職で失敗しないためにのチェックリストにまとめています。
41歳・45歳・49歳で、成功のしやすさは変わる?
「令和6年 雇用動向調査」で、転職して賃金が増えた人と減った人は、40〜44歳が45.9%と29.0%、45〜49歳が46.4%と23.8%、50〜54歳が39.0%と28.2%でした。40〜44歳でも、転職して賃金が減った人は3割近くいます。それでも40代は、どちらの年齢帯も増えた人の方が多くなっています。
厳しさの面は40代の転職の現実で詳しく扱いました。統計は5歳刻みなので、41歳・42歳だけの数字はありません。40歳前後の1歳ごとの考え方は40歳の転職は遅い?で見ています。
45歳・49歳でも、成功できる?
45〜49歳は、賃金が増えた人が減った人の約2倍でした(上の数字)。移った後に「今の職場で今後も働きたい」と答えた人も、45〜49歳で52.2%います(令和2年 転職者実態調査 表23)。
35歳と45歳を比べれば、扱いやすさもあって、若い方が求められやすいのは確かです。それでも、上の46歳の方のように、40代後半から移って年収を上げた人もいます。49歳で調理師から移った方もいました。
年収380万円 → 2年目に530万円。
※採用の現場で見てきた例です。年収は目安で、転職後の年数は人によって違います。個人の実績であり、全員が同じようになるわけではありません。
45歳前後の動き方は45歳の転職にまとめました。
体験談を、自分に当てはめるには?
成功例を読むときは、自分と近い人か、何年目の数字かを先に見ます。管理職や専門職の体験談は、接客や事務から移る40代とは出発点が違うからです。
1分診断では、年齢と前の仕事から「あなたに近い人の実例」が出ます。1分診断で、自分に近い人を探してみてください。
まとめ
40代の転職の成功は、賃金が増えたか・今の職場で続けたいか・満足しているかの3つで測ります。この記事の5人は、営業に移って前の年収の1.5倍以上になった人たちでした。
選考と入社後に差がつくのは、経歴より転職理由の言い方や経験の伝え方、会社の選び方、入社後の過ごし方です。
動かなかったことを悔やむ人は、「あの時やっていれば、これくらいの年収になっていたのかもしれない」と口にします。年齢を重ねるごとに難しくなるのは事実です。後で振り返って悔やまないように、今の自分にどんな道が残っているかだけは、40代のうちに確かめておきましょう。比べるときは、1〜2年ではなく5年分の給料の合計で見てください。
営業の経験がなくても、あなたに合う仕事を選んで、40代から年収を上げた人は、現にいます。何から始めればいいか分からない段階でも、話すところからで構いません。
「40代 転職 成功」が自分の場合どうなのか、話して確かめたい方へ
よくある質問
40代の転職の成功率は何%ですか?
国の統計に「成功率」という数字はありません。代わりに、転職して賃金が増えたか、今の職場で続けたいか、満足しているか(全年齢の数字のみ)の3つを見ます。厚生労働省「令和6年 雇用動向調査」では、40〜44歳で転職した人のうち賃金が1割以上増えた人は33.2%でした。
40代で転職して、年収はどのくらい上がりますか?
人によって大きく違います。厚生労働省「令和2年 転職者実態調査」では、40〜44歳の転職者で賃金が3割以上増えた人が10.6%、1割以上3割未満増えた人が23.7%でした。採用の現場で見てきた40代の例では、営業に移って2〜4年目に230万〜300万円上がった人がいます(年収は目安・個人の実績)。
41歳で転職しても成功できますか?
厚生労働省「令和6年 雇用動向調査」では、40〜44歳で転職して賃金が増えた人は45.9%で、減った人の29.0%を上回ります。41歳で保育士から営業に移り、年収330万円から3年目に620万円になった女性もいます(年収は目安・個人の実績)。国の統計は5歳刻みで、41歳だけの数字はありません。
45歳を過ぎてからの転職でも成功できますか?
厚生労働省「令和6年 雇用動向調査」では、45〜49歳で転職して賃金が増えた人は46.4%で、減った人の23.8%を上回りました。46歳でスーパーのパートから営業に移り、3年目に年収520万円になった女性の例もあります(年収は目安・個人の実績)。
40代女性の転職の成功例はありますか?
あります。44歳で医療事務から営業に移り、年収320万円から2年目に560万円になった方がいます(年収は目安・個人の実績)。女性が評価されやすいのは、細やかさや丁寧さが必要な営業です。
40代の転職活動は、どのくらいの期間がかかりますか?
「令和2年 転職者実態調査」では、40〜44歳の転職者が活動を始めてから前の会社を辞めるまでの期間は、3か月未満が46.3%で、活動期間なしが22.7%でした。これは辞めるまでの期間で、次の会社に入るまでの全体ではありません。在職中に始めれば、収入を保ったまま進められます。
- 給料が上がらず、このままでいいか迷っている方
- 未経験の仕事に移りたいが、35歳以降で大丈夫か不安な方
- 転職エージェントで紹介できる求人がないと言われた方
人材紹介の仕事に約5年携わり、人材紹介会社で事業部の責任者も務める。これまで数千人以上の求職者と面談。営業職への転職支援を得意とする。印象に残っているのは、営業未経験だった40代の方が転職し、3年目以降に年収2000万円を超えたこと(個人の実績で、全員が同じようになるわけではありません)。「年齢に関係なく、キャリアは変えることができる。」
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執筆:35歳からの稼げる転職 編集部。採用の現場で見てきた実例と、公的な統計をもとに書いています。