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保険営業に向いている人の特徴は?未経験・35歳から入る前に確かめたい登録と働き方

# 保険営業# 向いている人# 未経験
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保険営業に向いている人の特徴は?未経験・35歳から入る前に確かめたい登録と働き方
まずは10秒で理解!ひとことポイント

保険営業に向いているのは、話のうまさより、お客様の家計や家族の事情と意向を聞き取れる人です。保険業法第294条の2で意向の把握が義務になっており、働く人の平均年齢は46.8歳、60歳以上も18.7%います(厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」)。35歳から未経験で入るなら、入社後およそ3か月の研修と試験を経て登録する流れと、最初のお客様の見つけ方を先に確かめておきましょう。

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保険営業の求人を見て、気になってはいる。でも知り合いに売らされるのでは、ノルマがきついのでは、と不安もある。35歳を過ぎて未経験なら、そもそも採ってもらえるのかも気になります。

この記事では、保険営業だけにある向き不向きを、保険業法の条文と国の統計、採用の現場で見てきた例から整理します。知人に売る人の割合やノルマの水準、離職率、個人向けと法人向けの違いなど、確かな資料がないことは扱いません。書くのは生命保険が中心です。年収は保険営業の年収、営業全体の向き不向きは営業に向いてる人・向いていない人にまとめています。

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保険営業に向いているのは、どんな人?

向いているのは、押しの強さより、お客様の家計や家族の事情を丁寧に聞いて希望をつかめる人です。保険業法でも、営業はお客様の意向を把握してから提案することが義務になっています。

あわせて、契約した後もお客様と連絡を続けられるかも見ておきたいところです。

法律で決まっている「保険営業の仕事」とは?

保険を売ることを、保険業法では「保険募集」と呼びます。金融庁の監督指針によると、保険募集にあたるのは、契約の勧誘、勧誘のための商品の内容説明、申込みの受け取り、その他の契約の代理や媒介の4つです。

さらに第294条の2で、営業はお客様の意向を把握し、それに沿った提案と説明をして、最後に意向と契約の中身が合っているかを確かめてもらうことが求められています。金融庁の監督指針は、公的年金の受取試算額など公的保険の情報も適切に伝えるよう求めています。勧めるより先に、相手の希望を把握する手順が法律で決まっている仕事です。

口下手でも保険営業はできる?

法律が求めているのは、話のうまさより、言い切らずに正確に伝えることです。保険業法第300条は、営業がしてはいけないことを並べています。うそを言う、大事なことを伝えない、ほかの保険と比べて誤解させる、将来の配当のように確かでない金額を言い切る、などです。

つまり、勢いよく言い切って売る人ほど、この仕事では危うくなります。言葉に詰まっても、お客様の話を最後まで聞き、分からないことは調べて答え直せる人の方が合う仕事です。

保険営業に向いていないのは、どんな人?

一つは、「絶対得します」のように言い切って売りたい人です(上の、してはいけないことの決まり)。

もう一つは、監修者の渡辺が営業全般について挙げている、人との関わりが嫌な人、家で仕事をしたい人、ゆったりしたい人です。保険営業に限った話ではないので、くわしくは営業に向いてる人・向いていない人で整理しています。

保険営業で働いているのは、何歳くらいの人?

厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」では、保険営業で働く人の平均年齢は46.8歳です。60歳以上の人が18.7%を占め、女性の割合は78.7%でした。35歳で入ると、働く人全体の平均より若い側になります。

※会社に雇われて働く人(企業規模10人以上)の統計で、業務委託で働く人は入っていません。保険営業職業従事者のうち、1,000人以上の企業で働く人は88.6%です。同じ調査の職種解説(令和7年)では、保険代理業務員は「販売類似職業従事者」という別の区分に入っています。

採用の現場でも、35歳以上を評価する点はこれまでの社会人経験と信頼しやすさでした。若いと、かえって不安に思われる営業もある、というのが渡辺の見方です。

保険営業ならではの特徴と、向き不向きは?

法律と統計から見える保険営業の特徴を、向いている人と、ひっかかりやすい人に分けました。

保険営業の特徴向いている人ひっかかりやすい人
提案の前に、お客様の意向を聞き取る(上の意向の把握の決まり)人の事情を聞くのが苦にならない早く商品の話をしたい
確かでない金額を言い切れない(上の禁止の決まり)分からないことは調べて答え直せる「絶対得します」で押したい
家計・健康・家族の話を扱う聞いた話を誰にも漏らさない立ち入った話を聞くのが苦手
保険会社の営業職員は1社が原則(第282条)。比べて選びたい人は代理店も見る決まった商品を深く覚えられる何社もの商品を比べて選びたい
保険営業で働く人(雇用者)は約8割が女性・平均46.8歳年上の同僚と話せる年齢の近い人とだけ働きたい

※保険業法の条文と、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(保険営業職業従事者)をもとに編集部で整理したものです。

契約した後も、お客様と付き合い続けられる?

契約した後のお客様の担当を誰が続けるかは、会社ごとに違います。担当を続ける働き方なら、その後の付き合いを続けられるかも、自分に合うかを考える材料になります。

面談で渡辺が見ているのは、話し方、志向性、過去の経験です。保険営業を考えるなら、前の仕事で指名してくれたお客様がいたか、お客様の結婚や進学を覚えていて声をかけたことがあるかを思い出してみてください。クレームのあとも通い続けてくれたお客様や、担当が変わるときに丁寧に書いた引き継ぎも材料です。1つでもあれば、面接で話せるエピソードになります。

保険営業で働く人は、どのくらい続けている?

保険営業で働く人の経験年数を見ると、経験0年が13.4%、15年以上が28.8%でした。入って1年未満の人と、15年以上続けている人が、どちらも一定数います。

保険営業で働く人の経験年数の内訳。経験0年13.4%、1〜4年27.9%、5〜9年17.4%、10〜14年12.6%、15年以上28.8%
出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」職種 第14表(保険営業職業従事者・男女計・企業規模10人以上)から計算

この数字は、今その仕事で働いている人の内訳です。何年で辞める人が多いか、という意味ではありません。保険営業の平均勤続年数は10.8年でした。

接客の経験は、保険営業で活きる?

活きる部分があります。パチンコ店・ホテル・エステなどで身につけたホスピタリティは、営業で信頼をつくるのに大事だと渡辺は見ています。接客・サービス業出身の人の強みは、第一印象の良さです。

一方で、飲食やアパレル出身の人は、営業のやり方と接客の違いに迷うことがあります。保険営業では、勧誘から意向の把握、提案までが仕事になります(上の法律の節)。

保険営業は、女性に向いている?

保険営業で働く人(雇用者)の78.7%は女性です。監修者の渡辺は営業全般について、女性が評価されやすいのは勢いだけで押す営業ではなく、細やかさや丁寧さが必要な営業だと見ています。もちろん、男性にも同じ力が求められます。

接客の仕事から転職して年収を上げた人は?

移り先の職種は人によって違いますが、接客の仕事から移って年収を上げた2人の例です。

44歳・エステから

年収400万円 → 3年目に600万円。

38歳・美容師から

年収350万円 → 3年目に650万円。

※採用の現場で見てきた例です。年収は目安で、転職後の年数は人によって違います。個人の実績であり、全員が同じようになるわけではありません。

2人とも移って3年目の年収です。5年単位で考えると、給料の合計が大きく上がるケースは十分にあります。

保険営業は、知り合いに売らないといけない?

知人に売るよう定めた法律はなく、最初のお客様をどう見つけるかは会社ごとにばらばらです。知人に頼る人の割合を示す公的なデータもないため、ここで書くのは確かめ方です。

家族や友人に勧めたくないのは、向いていないサイン?

サインではありません。身近な人にお金の話をしたくない気持ちは自然です。上で見た保険業法の禁止の決まりには、保険料の割引や割戻しなどの特別な利益を約束することも入っています。身内だからと値引きして入ってもらうことはできません。

付き合いで入ってもらう売り方に頼らず、新しく出会うお客様の話を聞く方が気持ちが楽なら、その気持ちに合う会社を選んでください。

知人に頼らずに働けるかは、どう確かめる?

面接では、まず「最初の半年、お客様はどこから見つけるのか」を聞いておきましょう。あわせて、新人に会社からお客様を割り振ることがあるか、家族や友人への提案を研修や目標の中で求めているかも確かめます。知人に頼らずに働いている先輩がいるかを聞くのも一つの方法です。答えが具体的な会社ほど、入ってからの動き方を思い描けます。

保険会社の営業と代理店で、売り方は違う?

売り方も、扱える商品も、働く場所によって違いが出ます。金融庁の資料によると、生命保険の販売のうち36%が保険会社の営業職員、32%が一般の代理店、30%が銀行などの金融機関の代理店でした(2025年3月末、年換算保険料ベース)。

働く場所販売の割合扱う保険会社の数合う人
保険会社の営業職員36%その1社が原則1社の商品を深く覚えて提案したい人
一般の代理店32%1社のみの代理店も、2社以上を扱う代理店もある複数の商品から選んで比べたい人
金融機関の代理店30%資料に記載なし資料に記載なし

出典:金融庁「2025年 保険モニタリングレポート」(参考24)生命保険チャネル別販売比率。扱う保険会社の数は保険業法第282条(生命保険募集人は原則として他の生命保険会社の保険募集ができない。保険契約者の保護に欠けるおそれがないとして政令で定める場合は2社以上を扱える)をもとに整理。

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未経験から保険営業になるまで、何をする?

生命保険を売るには、保険業法第276条にもとづく内閣総理大臣の登録が必要です。生命保険協会によると、営業職員は入社しておよそ3か月の研修を受け、一般課程試験に合格してから登録します。

入社から登録まで、どんな順番で進む?

生命保険協会が示す営業職員の流れに、35歳から入る人が確かめておきたいことを添えました。

段階中身確かめておくこと
入社説明会仕事と研修の説明を受ける研修中の給料の額と、それが続く期間
入社・基礎研修入社後およそ3か月、所定の研修を受ける研修の時間帯(子育て中なら特に)
一般課程試験生命保険の基礎知識の試験を受ける不合格だったときの再受験の扱い
合格・登録生命保険募集人として登録される登録までは保険の勧誘ができないこと
実践研修実際の募集を学ぶ誰が、どのくらいの期間付いてくれるか

出典:生命保険協会「業界共通教育課程」(営業職員の場合。代理店の場合は基礎研修の前に業務委託説明会がある。実践研修の開始時期は登録の前後どちらでも設定できる)。登録が必要なことは保険業法第276条、登録を受けた募集人以外が保険募集をしてはならないことは第275条。「確かめておくこと」は編集部で整理したものです。

資格は入社前に取っておくべき?

取っておく必要はありません。一般課程試験は、入社してから会社の研修を受けて受験する流れです。研修のあいだは、知識を学び、先輩から吸収することに時間を使いましょう。

金融庁の監督指針は、保険会社に、募集人の育成と資質の向上のための教育と指導を求めています。研修の中身は会社ごとに違うので、下のチェックリストの8つ目とあわせて聞いておくと安心です。

登録できない人はいる?

います。保険業法第279条は、登録を拒否しなければならない人を定めています。主なものは次のとおりです。

  • 破産手続開始の決定を受けて、まだ復権を得ていない人
  • 拘禁刑以上の刑を受け、刑の執行が終わるなどしてから3年たっていない人
  • 保険業法などに違反して罰金刑を受け、3年たっていない人
  • 保険募集人の登録を取り消されて、3年たっていない人

心当たりがある人は、応募の前に会社に確かめておくと安心です。

登録した後も、勉強は続く?

続きます。生命保険協会の業界共通教育課程には、一般課程の上に専門課程、応用課程、生命保険大学課程があります。変額保険や外貨建保険を売るには、登録したうえで専門課程試験に合格するなどの条件を満たし、業界団体の生命保険協会が決めた販売資格試験に合格し、協会に登録する決まりです。新しい知識を覚えるのが苦にならない人の方が、扱える商品を広げていけます。

35歳から未経験で入るなら、何を見極める?

見極めたいのは、自分の性格より、入る会社の仕組みです。同じ保険営業でも、お客様の見つけ方、研修、給料の決まり方は会社ごとに違います。

1年目の収入は、どう考えればいい?

統計で見ると、経験0年の人の年収は、保険営業全体の平均より約224万円低くなっています。

区分年収(計算)内訳
経験0年約313.9万円月の所定内給与25.58万円・賞与6.92万円
保険営業全体約538.4万円月の所定内給与39.20万円・賞与68.03万円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種 第14表(経験0年)・第1表(全体)から計算(企業規模10人以上)。どちらも所定内給与×12+賞与で計算しています。それぞれ別の人の平均で、同じ人の推移ではありません。

採用の現場で見てきた35歳前後の方は、固定給だけで比べると前より下がる人が多い一方、インセンティブで上がる人も多くいました。経験年数ごとの年収は保険営業の年収、歩合の決まりは歩合制とは?で詳しく見られます。

保険営業から別の仕事に移って、年収を上げた人もいます(移り先は人によって違います)。

43歳・保険営業から

年収400万円 → 3年目に700万円。

※採用の現場で見てきた例です。年収は目安で、転職後の年数は人によって違います。個人の実績であり、全員が同じようになるわけではありません。

ノルマ・数字の圧はきつい?

監修者の渡辺の見方では、営業で数字を追うのは本当で、詰められる・ブラックというのは誤解です。数字の追い方は会社ごとに違うので、追い方が合う会社を選べばやっていけます。

保険営業は、同じ職種の中で給料の差が大きい仕事です。令和7年の統計では、月の所定内給与の真ん中(中位数)は29.1万円で、20万円未満の人が18.0%いました。上と下の開き(十分位分散係数)は0.81で、車の営業0.38、機械器具等の営業0.42、金融営業0.45、その他の営業0.52より大きくなっています。年収に占める賞与の割合は12.6%で、5つの営業区分の中で最も低い数字です。

上の方では、月の所定内給与が120万円以上の人が保険営業の2.77%いました。ほかの営業では0.07〜0.59%です。

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」一般労働者 職種 第1表・第17表(男女計・企業規模10人以上)から計算

どう数字を追う会社なのかは、下のチェックリストの6つ目(歩合の計算方法)を聞くと見えてきます。営業全体の話は「営業はやめとけ」は本当?で整理しています。

断られ続けても大丈夫?

採用の現場では、35歳以上で未経験から入った人の最初の壁は、成果が出るまで耐えられるかどうかです。接客出身の人なら、契約を取ることと新しい知識の二つで苦労しています。

成果が出るまでの期間は早いところで3か月くらいですが、仕事によってかなりの差があります。続かずに辞めていく人に見られるのは、成果が出ないことを怖がりすぎている姿でした。成果が出るまでの時間を、入る前から見込んでおきましょう。

子育て中で、残業が難しくても続けられる?

うまくいくのは、調整をつけられる人です。統計の平均では、保険営業の月の所定内労働時間は145時間で、その他の営業の163時間より18時間短くなっています。女性は所定内142時間・超過0時間、男性は155時間・3時間でした。

表の上では平均0時間ですが、会社ごとの差は分かりません。それでも、まったく残業しないのはさすがに無理だと監修者は見ています。面接で「残業は平気か」と聞かれたら、調整できる曜日や時間を具体的に伝えましょう。

応募する前に、何を聞いておけばいい?

面接か内定のときに、次の11項目を確かめておくと、入ってからの「話が違う」を減らせます。

  1. 研修中の給料の額と、それが続く期間
  2. 一般課程試験と登録までの日程
  3. 最初の半年、お客様はどこから見つけるのか
  4. 家族や友人への提案を求めているか
  5. 扱う保険会社は1社か、2社以上か
  6. 歩合の計算方法と、固定給がいつまで続くか
  7. 雇用契約か、業務委託か
  8. 実践研修で誰が付いてくれるか
  9. 1日の動き方と、子育てなどの調整がきくか
  10. 自分と同じ年代で入った先輩が、今どうしているか
  11. 契約後のお客様の担当は、誰が続けるのか

条件だけで会社を選ぶと、どうなる?

採用の現場では、人間関係で辞めた人が次の会社選びで失敗しやすいのは、結局条件で探してしまうところでした。給料の額や休みだけでなく、上の11項目の答えが自分の話し方や考え方に合うかも見て選んでください。

自分が保険営業に向いているか、どう確かめる?

向いているかは、性格診断より、過去の自分の動き方で確かめる方が確かです。次の8つのうち、いくつ当てはまるか数えてみてください。

保険営業に向いているかを確かめる8つの質問は?

  • 人の家計や家族の話を聞いても、疲れずにいられる
  • 聞いた話を、誰にも話さずにいられる
  • 分からないことを聞かれたら、調べて答え直せる
  • 「絶対」と言わずに、良いところと注意点を両方伝えられる
  • 一度会った人に、用がなくても季節のあいさつを送れる
  • 決まった商品の知識を、試験のために覚えられる
  • 年上の同僚と、気後れせずに話せる
  • 成果が出るまで、数か月は様子を見られる

当てはまった数が多いほど、保険営業の毎日の動き方に近いと考えてください(この8つは目安です)。当てはまらなかった項目は、面接で会社に「新人はどう覚えていくのか」を聞く材料になります。

面接で、保険営業に向いていることをどう伝える?

経験をどう活かすかは、抽象化してから具体に落とすと伝わります。たとえば「お客様の変化を覚えておく」とまとめ、そのうえで前の仕事で実際にあった場面を1つ話す、という順番です。年齢を重ねているのに職務経歴書が薄いと不利になるので、エピソードを足しておきましょう。面接の準備は35歳以上の面接にまとめています。

ほかの種類の営業も見比べるなら?

扱う商品と付き合い方が変わると、合う人も変わります。会社を相手にする法人営業、決まった取引先を回るルート営業、1件が高い不動産営業も見比べてみてください。

まとめ

保険営業で求められるのは、押しの強さより、相手の事情をつかんで正確に伝える力です。法律で決まっている手順も、お客様の意向を把握することから始まります。契約後の付き合いを続けられるかも、見ておきたい点です。働く人の平均は40代後半で、35歳から未経験で入っても、およそ3か月の研修と試験を経て登録する道筋があります。

年齢を重ねるごとに、新しい仕事へ移るハードルが上がるのは確かです。採用の現場では、動かなかった人から「あの時やっていれば」という言葉も聞いてきました。保険営業が気になっている今が、確かめるのにちょうどいい時期です。

知人に頼る売り方が合わない人もいれば、1社の商品を深く覚えたい人もいます。あなたの話し方と考え方に合った会社なら、35歳からでも続けられます。後悔しないために、合う会社があるかだけでも確かめておきませんか。

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よくある質問

保険営業に向いている人はどんな人ですか?

お客様の家計や家族の話を聞き取り、その人に合う保障を一緒に考えられる人です。保険業法第294条の2で、保険の営業は顧客の意向を把握して、それに沿った提案と説明をすることが義務になっています。話を盛るより、相手の事情をつかむ力が求められる仕事です。

未経験・35歳からでも保険営業になれますか?

なれます。厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」では、保険営業で働く人の平均年齢は46.8歳、60歳以上が18.7%で、経験0年の人も13.4%います。35歳は、この仕事で働く人の中では若い方です。採用の現場でも、35歳以上は社会人経験と信頼しやすさが評価されています。

保険営業になるのに資格は必要ですか?入社前に取るべきですか?

生命保険を売るには、保険業法第276条にもとづく生命保険募集人の登録が必要です。生命保険協会によると、営業職員は入社してからおよそ3か月の研修を受け、一般課程試験に合格して登録する流れです。入社前に自分で取っておく必要はありません。

保険営業は、知り合いや家族に売らないといけないのですか?

知人に売るよう定めた法律はありません。最初のお客様をどう見つけるかは会社ごとに違い、割合を示す公的なデータもありません。抵抗がある人は、面接で「最初の半年、お客様はどこから見つけるのか」を聞いておきましょう。

保険営業に向いていないのはどんな人ですか?

「絶対得します」のように言い切って売りたい人には合いません。保険業法第300条で、将来の配当など確かでない金額を言い切ることや、比べて誤解させることは禁止されています。営業全般で見ると、人と関わるのが嫌な人・家で仕事をしたい人・ゆったり働きたい人も合わない仕事です。

子育て中でも保険営業は続けられますか?

うまくいくのは、調整をつけられる人です。保険営業の月の所定内労働時間は平均145時間で、その他の営業の163時間より短く、女性は142時間でした(厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」)。会社ごとの差はあるので、面接で「残業は平気か」と聞かれたら、調整できる曜日や時間を具体的に伝えましょう。

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渡
この記事の監修
渡辺 正悟(株式会社Jingas 代表)
人材紹介の仕事に約5年携わり、人材紹介会社で事業部の責任者も務める。これまで数千人以上の求職者と面談。営業職への転職支援を得意とする。印象に残っているのは、営業未経験だった40代の方が転職し、3年目以降に年収2000万円を超えたこと(個人の実績で、全員が同じようになるわけではありません)。「年齢に関係なく、キャリアは変えることができる。」
プロフィール ›

執筆:35歳からの稼げる転職 編集部。採用の現場で見てきた実例と、公的な統計をもとに書いています。